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2016年11月11日 (金)

メシュラングルメ研究所 11月11日

さあ、現在は日本酒について研究しています。

最近、再び、日本酒が注目を集めています。

ということで、日本酒について、

佐賀県の「窓乃梅酒造」の13代目蔵元、古賀醸治さん、

北九州市にある地酒処田村本店 4代目 店長の田村洋文さんにお伺いしました。

 

窓乃梅酒造

佐賀県佐賀市久保田町大字新田1833−1640番地

0952−68−2001

http://www.madonoume.co.jp/

 

地酒処田村本店

北九州市 門司区大里本町2-2-11

093-381-1496

営業時間 9:30 – 18:30

定休日  日曜日、祝日

https://www.facebook.com/tamurahonten/

 

日本酒を造るサイクル

1年に1回、一冬に造る酒蔵が多いです。

それを1年かけて販売し、新米がでたら造るというサイクルになります。

現在では、夏場でも、冷房すれば、お酒を造ることができるようになりました。

 

なぜ、冷やさないと日本酒が造れないのか?

今は技術的にレベルが高くなりましたが、

戦前までは、「腐造」と言って、腐らせることが多かったそうです。

そのため、雑菌や腐敗菌が繁殖しにくい、気温の低い冬場に造るようになったとのこと。

 

杜氏は、納豆、みかん、唐辛子を食べない?

納豆菌は繁殖力が強いので、麹を作る時に、

手に付いていると、米納豆になってしまう可能性があります。

みかんの周りには、酒を腐らせる乳酸菌の一種の「火落菌」が付いています。

また、みかんは、強い匂いを放つので、移り香がする可能性があります。

唐辛子は、利き酒をする前には、味が分からなくなるので食べません。

 

滝に打たれる

窓乃梅酒造さんでも、15年くらい前までは、出稼ぎの杜氏さんがいましたが、

冬の11月に、小城市の清水の滝で、

身を清めてから日本酒の仕込みに取り掛かっていたとのこと。

日本酒造りに対する考え方が、今とは随分違っていたように思えるそうです。

 

さあ、まだまだ「日本酒」について、研究していきますよ!

来週をお楽しみに!

以上、メシュラングルメ研究所でした。