メシュラングルメ研究所 8月5日
メシュラングルメ研究所です!!
さあ、先週から研究をスタートした、「水と食の関係」。
中村調理製菓専門学校の中村校長、
そして、「博多い津み」の店主、宮武さんに、お話しをお伺いしました。
中村調理製菓専門学校
福岡市中央区平尾2-1-21
092-523-0411
http://www.nakamura-s.com/chori/
博多い津み
福岡市博多区住吉2-20-14
092-291-0231
今日は、美味しい水とは?という話です。
中村調理製菓専門学校で水の美味しさに関する実験をしたそうです
外国の高度が高いミネラルウォーター、国内のミネラル・ウォーター、
そして、学校の水道水など、10種類くらいを集めてのブラインド・テストです。
なんと、夕方に汲んで浄水器を通した学校の水道水が、2、3位になったそうです。
ただ、浄水器を通していないものは、あまり美味しいと感じなかったとのこと。
1番美味しく感じなかったのは、朝に汲んだ学校の水道水でした。
この結果から、福岡市の水道水は、常に流れていて浄水器を通せば、
かなり美味しくなるということが分かりました。
水道水が美味しくないというのは、
年月の経った水道管とタンクのせいではないかということです。
一般的に、マンションに住んでいる場合、貯水タンクを使っていることがあるので、
同じような理屈が成り立つと思います。
分かりやすく言うと、朝の水より夕方の水の方が美味しいということです。
ただ、朝の水を捨てるのはもったいないので、それをお風呂に使うなどすれば良いでしょう。
硬水、軟水よりも、重要なことがある?
硬水か軟水かは、もちろん大切ですが、それ以外に入っている成分、
あるいは、酸素がどれくらい入っているか(溶存酸素)も大切だということです。
例えば、水を沸騰させた時に出てくる泡は、
沸騰させることで、酸素が抜けていっているものです。
「湯冷ましのお茶は美味しくない」と言うのも、酸素が減っているからだそうです。
酸素が入ると、さっぱりするそうです。
味のない二酸化炭素を含むと清涼感があるのと同じです。
それ以外にも、温度も大事かもしれないとのことでした。
さあ、まだまだ「水」について、研究していきますよ!
来週をお楽しみに!
以上、メシュラングルメ研究所でした。