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2015年12月11日 (金)

メシュラングルメ研究所 12月11日

様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発を

していこうじゃないかというコーナーです。

現在は、うどんの研究をしています。

ということで、今、北九州から新風を巻き起こしている

「豊前裏打会」の総本山、

津田屋官兵衛の大将、横山さんに色々うどんについてお話を聞いてきました。

 

津田屋官兵衛

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北九州市小倉南区津田新町3-3-20

093-475-7543

11:00~16:00 ※麺が売切れ次第閉店

定休日  毎週日曜日・第一月曜日

http://www.tsudaya.com

http://urauchi.info/

 

今日は、津田屋官兵衛のぶっかけと、おだしのお話です。

 

津田屋官兵衛は、ぶっかけを頼む人が多い

普通のうどん屋さんでは、温かいうどんを食べる人が多いのですが、

津田屋官兵衛は、ぶっかけを頼む人がとても多いんです。

夏場は8割の人が注文します。

冷たいぶっかけから始まり、お客様の要望から麺が温かいぶっかけも登場。

このぶっかけのつけ汁も独特で、辛いお店が多い中、非常に爽やかです。

実は、隠し味に黒砂糖を使い、コクはありますが、角のない甘さで、飽きが来ません。

さらに柑橘を仕上げにかけているので、爽やかさが出ているのです。

使用する柑橘は、レモンや、旬の場合、カボスなど。

辛過ぎず、最後まで味も薄くならず、飲むことができるくらいの味は、さすがです。

 

豊前裏打会のダシ

ダシ、つゆも独特です。

まず、ダシは鰹、昆布、雑節などを使うのですが、

その配合は豊前裏打会で決まっています。

鰹などは、袋を開けたところから香りが逃げていくので、

使い切りのパックを作り窒素充填しています。

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そして、一番だしのみを使用します。

また、うどん屋さんでは珍しく、1週間寝かせて「かえし」を作っています。

つゆは、鰹のえぐみを出さないため、一煮立ちさせた後に火を消します。

その後に、なんと、熱々になった鉄ゴテを入れます。

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これは、横山さんが、四国で何軒かやっているのをみて始めたとのこと。

こうすると、角が取れて、まろみが出ます。

しかし、理由は分からないそうです。

 

 

来週も、豊前裏打会に迫ります。

お楽しみに!

以上、メシュラングルメ研究所でした。