メシュラングルメ研究所 10月30日
様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発を
していこうじゃないかというコーナーです。
現在は、うどんの研究をしています。
ということで、今、北九州から新風を巻き起こしている
「豊前裏打会」の総本山とも言うべき、
津田屋官兵衛の大将、横山さんに色々うどんについてお話を聞いてきました。
今日は、豊前裏打会が誕生したいきさつなどをお送りしたいと思います。
津田屋官兵衛
北九州市小倉南区津田新町3-3-20
093-475-7543
11:00~16:00 ※麺が売切れ次第閉店
定休日 毎週日曜日・第一月曜日
「豊前裏打会」が誕生したのは
3人の常連が弟子入りし、4人で色々麺の研究をしていました。
その弟子とは、うどんの紀元、うどんの小町、うどん屋麺之介です。
ところが、全く見ず知らずなのに、弟子入りしたという人が現れ始めます。
そこで、自分達の麺と味を守るために、「豊前裏打会」を結成。
きちんと、商標登録もしました。これが18年前。
それが現在のスタイルにつながっています。
以降、横山さんが直接指導した弟子は合計9人。
それ以降は弟子を採っていませんが、孫弟子は生まれています。
現在の「豊前裏打会」は、27店舗。
関東だけで11店舗になり、支店まで含めると、すごい数になります。
ただし、フランチャイズはしていません。
「タダで教えたものはタダで捨てしまう」という弟子のアドバイスのもと、
最初に指導料として微々たるお金は頂きますが、それだけです。
また、麺とダシに惚れて「豊前裏打会」に入ったのだからということで、
麺とダシ、オリジナルの醤油は、同じものを使うようにしています。
他は、横山さん自体、「うどん屋としての完成度は、50%か60%くらいだ」と、
まだまだ発展途中だという考えなので、
各店舗での独自の色づけやメニュー開発は自由になっています。
来週も、豊前裏打会に迫ります。
お楽しみに!
以上、メシュラングルメ研究所でした。