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2015年10月 9日 (金)

メシュラングルメ研究所 10月9日

様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発を

していこうじゃないかというコーナーです。

さあ、今日から2週に渡り、新たな食材の話です。

それは、何かというと・・・ハーブ鯖!!

今まで、食べたことはあったんですが、

実は、松浦市にある、あの青島で養殖場をみつけました

ということで、ハーブ鯖の養殖をしている谷川さんにお話しをお伺いしました。

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ハーブ鯖とは

シナモン、ナツメグ、ジンジャーなどを食べさせた鯖です。

対馬付近で、9月10月に捕まえてきた、100gくらいの小さな鯖を、

1年かけて、500から600gくらいになるまで育てます。

いわゆる、畜養です。

秋が旬で、福岡でも、いくつかの飲食店で食べられます。

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ハーブ鯖に辿り着くまで

鯖の研究を始めたのが、15年前。

育てた鯖を刺身で食べようとしても、身が割れるため、なかなか上手くいきませんでした。

試行錯誤を繰り返しながら、5年前、餌にハーブを混ぜる方法に辿り着きました。

地元の漁師さんに食べてもらって、お墨付きを頂いて、出荷をスタート。

刺身でもOKなハーブ鯖が、あちこちのお店で食べられるようになりました。

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ハーブ鯖を育てる苦労

とてもきれいな養殖場ですが、同時に日本一過酷な養殖場とも言われています。

それは、南風。あの元寇の時に吹いた風です。

少しでも風が吹くと、たちまち波が荒れてしまいます。

これまでも、いくつかの網が壊されてしまいました。

そのため、他の養殖場では見られないくらい大きなブイがついていました。

また、水深も深く50mほどあるそうです。

 

ハーブ鯖を育てる時のポイント

鯛などと違って日焼けはしません。

回遊魚なので、密集しているとストレスが溜まるため、

あまり多くを同じ網には入れられません。

身体が擦れるとすぐに弱ります。

ちなみに、お店の生簀で鯖を活かしたままにするのも難しいのですが、

ハーブ鯖は狭い所で泳ぎ回ることになれているので、擦れることもないそうです。

また、アンモニアを出すので、浄化装置付きの水槽が必要です。

 

ハーブ鯖の特徴

身がしまって、生臭さが少なく、天然物に近い感じです。

寄生虫の話も聞いたことがないそうです。

 

いかがですか?

来週は、ハーブ鯖を試食した模様をお送りします。

お楽しみに!

 

以上、メシュラングルメ研究所でした。