メシュラングルメ研究所 8月28日
様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発を
していこうじゃないかというコーナーです。
先週まで、夏が旬の岩ガキの取材した模様をお送りしてきましたが、
今日から、新しい食材に取り掛かります。
それは・・・・かまぼこ!!
取材したのは、松浦市の小さな島、青島!!
スゴイかまぼこを見つけたので、これは是非、取材しなければと思った訳です。
新松浦漁業協同組合 青島加工所 (TEL:0956-73-5505)
お話しをお伺いしたのは、崎村さん。
この加工所では、「青島かまぼこ」を作っています。
青島の周辺で獲れた魚の蒲鉾です。
昔から青島では、獲れても売り物にならないような大きさ、数になった魚や、
売っても安い魚をかまぼこにして、各家庭で食べていました。
しかし、これを商品にできないかという話で、
婦人部の皆さんが集まって、加工所で企画販売をスタート。
それまでは、青島でしか食べられていなかった蒲鉾です。
まさしく、青島のお母さんの味。
「青島かまぼこ」の特徴
魚、塩、氷水のみで作ります。
小麦粉、でんぷんなど、添加物は一切使っていません。
新鮮な魚だから、これだけで固まるそうです。
使用している魚は、エソ、アジ、イトヨリ、ベニサシなど。
島の裏手の、宝の浜海水浴場の先にある定置網での漁です。
刺身でも食べられる新鮮な魚を贅沢に使用しています。
「揚げかまぼこ」のみ、一部冷凍したミンチを混ぜることもありますが、
ほとんどの「青島かまぼこ」は、生のまま使っています。
季節によって魚も変わり、脂ののりなども変化します。
そこで、毎回味見をして、塩加減、水加減を調節しています。
手作りならではのやり方です。
いかがでしょうか。
これまで青島でしか食べられていなかった蒲鉾です。
この青島かまぼこは、まつうら観光物産協会でも販売しています。
まつうら観光物産協会
電話: 0956-76-8822
来週も、この青島かまぼこに迫ります!
以上、メシュラングルメ研究所でした。