メシュラングルメ研究所 1月16日
様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発を
していこうじゃないかというコーナーです。
現在は、長浜にあります、中央卸売市場を取材して、
魚がどのように、我々の元まで運ばれているのかを研究しています。
お話してくれたのは、あの磯貝の大将、末次さん、
そして、中卸の鬼鞍さん、津田さん、古江さんです。
長浜市場に入ってくる魚
よく、「一番良い魚は、築地に送られる」と聞きますが、それは違います。
福岡の市場は九州の一番良い魚が沢山入り、
料理人や魚屋さんの目も厳しいので、
本当に良い魚は、福岡の市場で捌かれてしまいます。
その後に残ったものが、築地の市場に運ばれるということです。
こうして選ばれた魚が、我々の元まで運ばれてくるので、当然、
福岡に住んでいる人の舌も肥えています。
ですから、北海道から送られてきた魚介類にしても
鮮度などに厳しい目を向けています。
獲れる魚の変化
昔は、北海道で獲れなかったふぐ。
3、4年前から、北海道でも獲れるようになってきたそうです。
他にも、いわし、さば、ぶりなども、北海道で獲れるようになりました。
以前は、千葉でよく獲れていたイワシが、
北海道近海まで上がってきているようです。
また、鰆は一年中獲れるようになりました。
温暖化やエルニーニョの影響かもしれません。
旬の季節も少しずつずれてきています。
いかがでしょうか?
来週も、市場の話をします。
以上、メシュラングルメ研究所でした!