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2015年1月 9日 (金)

メシュラングルメ研究所 1月9日

様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発を

していこうじゃないかというコーナーです。

今日から、新しい研究を始めます。

今、魚が美味しい季節ですね。

その魚は、漁師さんが取った後、どのようにして我々の口まで運ばれているのか?

仕組みを解体すべく、長浜にあります、中央卸売市場を取材してきました。

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ここを案内してくれたのは、あの磯貝の大将、末次さん

お話してくれたのは、魚を扱うプロ中のプロ、

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中卸の鬼鞍さん

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津田さん

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古江さん

 

長浜市場の仕組み

漁師さんが、獲れたての魚を市場に運んできます。

それをまず、福岡市魚市場、福岡市中央魚市場がいったん引き取り、

ある程度の価格を決めます。

その魚を、中卸さんは、約5分(4分9厘5毛)の口銭を払い、競り落としていきます。

競り上がることもあれば、競り下がることもあるそうです。

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魚の価格は、どのように決まる?

景気に左右されることが多いそうです。

また、その日の水揚げ量、注文の量も関係します。

競りが始まる前に、黒板に、どれくらいの船がどれくらい獲れたかが示され、

市場を歩いて情報を集めます。

魚が運ばれる時間も、船によって違い、2時の時もあれば、4時の時もあります。

例えば、後の船が大漁で安く仕入れられるかもしれません。

もしくは、先に到着した船の魚のほうが良い場合もあるでしょう。

そういった情報から、いつ、どの値段で競り落とすのが良いのかを判断していきます。

ちなみに、中卸さんは、夜8時には出勤し、全国の情報を収集しています。

また、天気図の等圧線を見ることで、時化るのかどうかなども判断するそうです。

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価格が決まっている「相対(あいたい)」

どうしても手に入れたい魚がある時は、市場と話し合って、

1番競り(1番高い)価格で購入する場合があります。

また、遠方からの高級な魚なども、荷主の希望価格で競ることなく買います。

他にも、うに、養殖して安定供給できるものなども、相対になります。

ただ、同じ商品であっても、市場同士のつながりや、

地域によって、若干価格の差が出る場合もあります。

 

いかがでしょうか?

来週も、市場の話をします。

以上、メシュラングルメ研究所でした!