メシュラングルメ研究所 12月5日
様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発を
していこうじゃないかというコーナーです。
現在は、キャビア、チョウザメについて、研究しています。
キャビアと言えば、宮崎が、早くから取り組み、養殖がとても盛んです。
今週は、
宮崎キャビア事業協同組合理事長、浜中さんと、
事務局長、坂元さんに、
チョウザメやキャビアのお話しをお伺いしました。
チョウザメとは(ちょっとおさらい)
3億年前、古生代の魚です。
お腹をみると、消化器官が単純になっています。
陸にあげても20分くらい死にません。
水槽に入ると、人に寄ってくるくらい、人懐っこいそうです。
養魚場は
暗いところが好きなので、水槽にはネットをかけてありました。
水が一番大事です。おそらく、軟水が合うだろうということでした。
また、ここより上に人間の生活がない場所を選ばないといけないので、
養魚場は山奥に造ります。
作業は、基本、餌やりと水の管理が中心。
餌は、チョウザメ用に特殊に配合したものを使っています。
水の管理が大変で、台風の時などは、水が詰まらないように、
泊まり込みで番をするそうです。
ですから、チョウザメを飼育している限り、長い休みは取れません。
キャビアの歴史
ギリシャ、ローマ時代には登場します。
その頃は、肉を上流階級が食べ、卵であるキャビアは、労働者階級の食べ物でした。
高タンパクな卵は、塩漬けし、麻袋に入れて保存食としていたのです。
食べる時は、パンにのせていました。
まるで、昔のマグロの赤身と大トロの関係のようです。
もし、チョウザメを放流したら
チョウザメは遡上するものもあります。
大淀川に放流して戻ってきたら、餌代がかからないし、名物になるかも。
ただし、その川で産卵した場合に、遡上するようなので、難しいようです。
いかがでしょうか?
来週も、キャビアの話です。
ところで、今年の宮崎キャビア1983の販売が開始されています。
全5種類で、
ホームページ内ショッピングサイト http://www.caviar.or.jp/
抽選販売となる、宮崎ブーゲンビリア空港、
12月3日からは、福岡岩田屋本店でスタート!
機会があれば、是非、味わって頂きたいです。
また、チョウザメの身の方も、福岡で食べられるお店があります。
呑酔庵 高砂店
福岡県福岡市中央区高砂1-23-17 三浦ビル 1F
シロチョウザメ刺身、ごまだれ和え、握り寿司、揚げ出し風
油淋ソース、幽庵焼、なんこつ唐揚
呑酔庵 博多店
福岡市博多区博多駅前4-10-17
シロチョウザメ刺身、天ぷら、香草揚、皮酢、なんこつ唐揚
和食家 なかにし
福岡県朝倉郡筑前町下髙場624-2
シロチョウザメ刺身、カルパッチョ、あら炊き、南蛮タルタル 、なんこつ天ぷら
コースもあり
以上、メシュラングルメ研究所でした