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2014年12月 5日 (金)

メシュラングルメ研究所 12月5日

様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発を

していこうじゃないかというコーナーです。

現在は、キャビア、チョウザメについて、研究しています。

キャビアと言えば、宮崎が、早くから取り組み、養殖がとても盛んです。

 

今週は、

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宮崎キャビア事業協同組合理事長、浜中さんと、

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事務局長、坂元さんに、

チョウザメやキャビアのお話しをお伺いしました。

 

チョウザメとは(ちょっとおさらい)

3億年前、古生代の魚です。

お腹をみると、消化器官が単純になっています。

陸にあげても20分くらい死にません。

水槽に入ると、人に寄ってくるくらい、人懐っこいそうです。

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養魚場は

暗いところが好きなので、水槽にはネットをかけてありました。

水が一番大事です。おそらく、軟水が合うだろうということでした。

また、ここより上に人間の生活がない場所を選ばないといけないので、

養魚場は山奥に造ります。

作業は、基本、餌やりと水の管理が中心。

餌は、チョウザメ用に特殊に配合したものを使っています。

水の管理が大変で、台風の時などは、水が詰まらないように、

泊まり込みで番をするそうです。

ですから、チョウザメを飼育している限り、長い休みは取れません。

 

キャビアの歴史

ギリシャ、ローマ時代には登場します。

その頃は、肉を上流階級が食べ、卵であるキャビアは、労働者階級の食べ物でした。

高タンパクな卵は、塩漬けし、麻袋に入れて保存食としていたのです。

食べる時は、パンにのせていました。

まるで、昔のマグロの赤身と大トロの関係のようです。

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もし、チョウザメを放流したら

チョウザメは遡上するものもあります。

大淀川に放流して戻ってきたら、餌代がかからないし、名物になるかも。

ただし、その川で産卵した場合に、遡上するようなので、難しいようです。

 

いかがでしょうか?

 

来週も、キャビアの話です。

 

ところで、今年の宮崎キャビア1983の販売が開始されています。

全5種類で、

ホームページ内ショッピングサイト http://www.caviar.or.jp/

抽選販売となる、宮崎ブーゲンビリア空港、

12月3日からは、福岡岩田屋本店でスタート!

機会があれば、是非、味わって頂きたいです。

 

また、チョウザメの身の方も、福岡で食べられるお店があります。

呑酔庵 高砂店 

福岡県福岡市中央区高砂1-23-17 三浦ビル 1F

シロチョウザメ刺身、ごまだれ和え、握り寿司、揚げ出し風 

油淋ソース、幽庵焼、なんこつ唐揚

 

呑酔庵  博多店 

福岡市博多区博多駅前4-10-17

シロチョウザメ刺身、天ぷら、香草揚、皮酢、なんこつ唐揚

 

和食家 なかにし  

福岡県朝倉郡筑前町下髙場624-2

シロチョウザメ刺身、カルパッチョ、あら炊き、南蛮タルタル 、なんこつ天ぷら

コースもあり

 

以上、メシュラングルメ研究所でした