メシュラングルメ研究所 9月12日
様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発をしていこうじゃないかというコーナーです。
現在は、素麺を研究しています。
ということで、福岡で素麺と言えば、吉井町!
その中でも、長尾製麺の長尾さんにお話をお伺いしてきました。
長尾製麺
福岡県うきは市吉井町927
0943-75-3155
吉井素麺
油を使わず、昔からの製法に独自の工夫を凝らした手延べ素麺です。
長尾さん曰く、「ある種の際物」
瞬間的美味しさを求めるがために犠牲にしている所が沢山あるそうです。
食べる時の美味しさは、瑞々しさ、コシ、喉越し、歯ごたえなどがありますが、
この吉井素麺は、水を抱き込みやすくしているそうです。
そのため、ゆがく時間は短いのですが、延びるのが早くなります。
ですから、ゆがきたての瞬間は美味しいのですが、
ずっと置いておくと延びてしまいます。
例えていうと、花火のような素麺だそうです。
素麺にも、様々なものがある
吉井素麺のように瞬間を楽しむものもあれば、延びても美味しい素麺もあります。
ですから、家族で楽しむ五目素麺、鯛素麺のように、その土地の風土、文化、
どのように楽しむかで、素麺の食べ方が変わっても、別の美味しさがあるのでしょう。
一番大事な事
食文化として根付いているのが、美味しいという証拠です
長尾さん曰く、「素麺は、体が要求している時に食べて一番美味しい食べ物」
是非、水にこだわって食べましょう。
いかがでしょうか?
これで、素麺のお話は、終了です。
来週からは、新規食材の話です!
宮崎まで行ってきました!
お楽しみに!
以上、メシュラングルメ研究所でした!