メシュラングルメ研究所 8月1日
様々な食材に関して、研究、
新たなメニュー開発をしていこうじゃないかというコーナーです。
現在は、素麺を研究しています。
ということで、福岡で素麺と言えば、吉井町!
その中でも、長尾製麺の長尾さんにお話をお伺いしてきました。
長尾製麺
福岡県うきは市吉井町927
0943-75-3155
吉井町(筑後地方)に製粉会社が多いワケ
小麦粉が沢山生産されているから
製麺機が発明されたから
富国強兵の音頭にのって、生産の増大を指示されたから
吉井町の素麺は、どこへ運ばれたのか
実は、明治から昭和初期の時代は、
石炭と製鉄が盛んな筑豊地方へ運ばれていました。
今のようにクーラーもないので、炭鉱や暑い製鉄所での
過酷な労働条件の中、さっぱり、涼しく、保存がきいて、
しかも、簡単な調理で食べられる素麺が大事だったのです。
その時、神埼の素麺は、油山を越えて福岡市へと運ばれていました。
だから、福岡市では、神埼の素麺が有名になったのです。
素麺のピンチ
お米の代用食品だった素麺の大きな転換期になるのが、即席麺の発明です。
また、核家族化がすすんで、個食の時代になってきたのです。
そんな時代背景もあって、即席麺の躍進が始まり、
素麺本来の役割が終焉を迎えました。
しかし!そこから、素麺の別の楽しみ方がスタートするのです!!
いかがでしょうか?
来週も、素麺のお話です!