メシュラングルメ研究所 8月15日
様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発をしていこうじゃないかというコーナーです。
現在は、素麺を研究しています。
ということで、福岡で素麺と言えば、吉井町!
その中でも、長尾製麺の長尾さんにお話をお伺いしてきました。
長尾製麺
福岡県うきは市吉井町927
0943-75-3155
素麺に油を使うことがありますが・・・
2つの理由があります。
1)保湿のため。時間をかけて延ばすので、乾燥しないように。
2)延ばした麺がくっつかないように。
長尾製麺の手延べでは使っていません。
手延べの作業をしている所にお邪魔しました。
まるでレースのカーテンが並んでいるような感じです。
本当に手で延ばしていっています。
油を使う場合、ベタベタするので、長い棒を使います。
時間をかけて、2mほどに延ばしていきます。
麺の材料は、小麦粉と塩のみ。
ただし、麺がくっつかないように、「打粉」を使っています。
このあたりは、うどんや蕎麦と似ています。
手延べの技術
長尾製麺でも、この手延べができる人は3人しかいないそうです。
それには、時間ではなく、本質がわかるかどうかが重要。
女性のほうがうまくいくようで、
素麺は「作る」のではなく、「育てる」もの。
麺の気持ちになり、加減をしていくと延びるのだそうです。
いかがでしょうか?
来週も、素麺のお話です!