メシュラングルメ研究所 2月21日
今は、ふぐについて研究しています。
ということで、博多でふぐと言えば、もう、名店中の名店、博多い津みの店主、
宮武さんにお話をお伺いしました。
博多い津み
福岡市博多区住吉2-20-14
092-291-0231
営業時間/12:00-14:00(O.S.13:30)/17:00-22:00(O.S.20:30)
定休日/日曜日
ふぐの旨味はどれくらいあるのか?
分析の結果、豚と同じような旨味成分の構成だということが分かりました。
西洋料理では、旨味成分の多い豚は、
ベーコンにしたり、旨味を取るために加工します。
野菜では、トマトがその役割を果たしています。
日本では、昆布や鰹がその役割を果たすことが多いです。
色んなふぐ
とらふぐは高級魚なのですが、カナトフグだったら、家庭でも使える値段です。
どうかしたら、活きのいい鯖や鰯より安かったりします。
とらふぐは数が少なくなってきていますが、それ以外の品種は豊富にいます。
ですから、鮮度の良いふぐだったら、
細切りして、胡麻油と塩で食べると、簡単に美味しく食べられます。
唐揚げ粉をまぶして揚げるだけでもOK。
かなとふぐを3枚に卸し、塩をあてて、
表面だけ焼くと、「ふぐのたたき」のできあがり。
胡麻塩で食べるも良し、サラダにドレッシングで頂くのも良い。
なんちゃってコースを、簡単に作ることができます。
買ってきてから、軽く紙塩をすると、余計な水分も抜けて、より美味しくなります。
福岡は、天然のふぐの水揚げ量がとても多いので、
地産地消、たくさん食べて欲しいです。
そうすることで、福岡の名物になるかもしれません。
美味しいふぐは、魚屋さんで対面販売で会話しながらだと、安心して買えますね!
いかがでしょうか?
来週も、フグのお話を続けます。
お楽しみに!