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2013年12月27日 (金)

メシュラングルメ研究所 12月27日

今は、ふぐについて研究しています。

ということで、博多でふぐと言えば、もう、名店中の名店、博多い津みの店主、

宮武さんにお話をお伺いしました。

 

博多い津み

http://www.hakata-izumi.com/

福岡市博多区住吉2-20-14

092-291-0231

営業時間/12:00-14:00(O.S.13:30)/17:00-22:00(O.S.20:30) 

定休日/日曜日

Guru20131227

ふぐの郷土料理

五島の「はこふぐの味噌焼き」 

毒性のある部分もあるので、免許を持っている人が扱う必要はある。

是非、残して欲しい郷土料理。

 

島原の「がんば料理」

島原では、ふぐのことを、がんば(棺桶)と呼びます。

がんば煮、がねだきなどと言われる料理があります。

ぶつ切りし、火にかけ、から炒りをして、水気を切ります。

醤油、酒またはみりんで味をつけ、梅干しとニンニクの葉を加え

煮汁がなくなるまで煮込んだもの。

江戸時代の「ふくとう汁」と同じようにニンニクを使います。

おそらく、小型のフグだと思われます。

 

石川県の「へしこ」

猛毒と言われるふぐの卵巣を糠に漬けたもの。

内臓には栄養があるので、何とかして食べようと編み出されたのではないか。

なぜか無毒化されている珍味

 

ふぐが解禁になる前、昔の関東では、「さいなべ」を食べていた。

醤油、味噌味の鍋です。食べてはいけないので、名前を変えて食べていたそうです。

まるで、アメリカの禁酒法時代のような感じです。

 

海外のふぐ料理

韓国は、スープ文化で、ふぐをよく食べます。

もしかしたら、ふぐ専門店は、日本よりも多いかもしれません。

ただし、辛いスープのことが多いです。

ふぐ自体を食べるというより、ふぐから出たスープを頂く文化です。

 

ふぐの料理がこれからどんどん増えればいいと思っています

 

いかがでしょうか?

 

来週も、フグのお話を続けます。

お楽しみに!