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2013年8月 2日 (金)

トレン道 8月2日 U.K ROCK アルバム ベスト3!!(80年代編)

毎週、様々な話題のモノをご紹介!

今週のテーマは、

ボーダーライン甫足が独断と偏見で選ぶ、
U.K ROCK アルバム ベスト3!!(80年代編)

 

ということで、「ボーダーラインレコード」店主 甫足正彦さんにお聞きしました!

 

ボーダーライン福岡本店

TEL 092-734-4198

福岡市中央区大名 1-14-14立花ビル2F

営業時間 11:00~20:00

定休日:無休 

http://www.borderlinerecords.co.jp/

 

 

第3位 REV-UP ! / REVILLOS (1980)

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フェイ・ファイフ、ユージン・レイノルズのツイン・ボーカルを中心に結成された「レジロス」は、

78年に名作「キャント・スタンド・ザ・レジロス」を発表するが、翌年には解散してしまう。

しかし、80年にはバック・メンバーを一新し「レヴィロス」をスタートさせる。

「レジロス」がポップなパンクであったのに比べ「レヴィロス」はスペース・パンクと呼ばれ、

より尖った広がりのあるサウンドへと変化していき、名作「レヴ・アップ」を発表する。

しかし、再び活動を休止してしまい本作が彼らの唯一の作品となってしまった。

94年に再結成した「レヴィロス」の福岡でのライブを主催した私は、

彼らが菜食主義と知らずに打ち上げで馬刺しを勧めてしまいひんしゅくをかい、

来年も福岡に来てほしいとお願いしたが「ノー」と言われてしまった。残念!!

 

 

 

第2位 BLACK SEA / XTC (1980)

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デビュー当時は、アンディ・パートリッジの独特なボーカルと

パンク的な荒々しい独自の音楽性で注目を集めた「XTC」であったが、

80年代に入るとパンクからポップスへと大胆に音楽性を変化させていき、

彼らの難解でひねりのあるポップセンスは他に類をみず

多くの支持者を得、バンドは良質のポップ・ロックを展開していく。

私にとって本作は、その狭間のパンクとポップがちょうどよい感じでミックスされた名作であり、

彼らの代表作であると確信している。

ちなみに、バンド名「XTC」は「ECSTASY」をもじってアンディが命名したものである。

 

 

 

第1位 DOUBLE FANTASY / JOHN LENNON & YOKO ONO (1980)

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80年12月某日、当時九州で最大手のレコードショップに勤めていた私の下に、

一本の電話が入りました。

それは東京のワーナー本社からの電話で、

ジョンが射殺された事を知らせるものでした。

私は目の前が真っ白になり、一瞬全ての音が消えてしまったのを今でも覚えています。

75年「ロックン・ロール」以来5年ぶりに発表された本作は、見事な出来映えで

80年代ジョンが再び活躍してくれると予感させるものでした。

ジョンは、75年に誕生した次男ショーンの養育の為音楽活動を休止しましたが、

自宅では作曲活動を続けており、本作「ダブル・ファンタジー」は

名曲が沢山含まれた秀作となり、71年発表の「イマジン」以来の 

日、英、米アルバムチャート1位に輝き、

翌年のグラミー賞年間優秀アルバム賞を獲得しました。

 

 

ということで、今週は、

福岡市大名の「ボーダーラインレコード」店主の甫足正彦さんに聞いた、

U.K ROCK アルバム ベスト3!!(80年代編)でした!

 

来週も、お楽しみに!