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2013年6月 7日 (金)

トレン道 6月7日 U.K ROCK アルバム ベスト3!!(70年代編)

毎週、様々な話題のモノをご紹介!

今週のテーマは、

ボーダーライン甫足が独断と偏見で選ぶ、

U.K ROCK アルバム ベスト3!!(70年代編)」

 

ということで、「ボーダーラインレコード」店主 甫足正彦さんにお聞きしました!

 

ボーダーライン福岡本店

TEL 092-734-4198

福岡市中央区大名 1-14-14立花ビル2F

営業時間 11:00~20:00

定休日:無休 

http://www.borderlinerecords.co.jp/

 

 

第3位 MOONDANCE / VAN MORRISON (1970)¥980

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66年に「ゼム」を脱退しソロ活動をスタートさせたヴァン・モリソンは、

70年には新たな活動の場を求め渡米し、西海岸で数枚のアルバムを制作する。

その第1作目が本作である。

緊張感の中にも自然の中で自分を見つめ直し自分らしさを表現したいという

気持ちが並々と伝わってくる。

この作品の素晴らしさは、彼のソングライターとしての才能が十分に

発揮されていること、そして安定感ある力強いヴォーカルにあると思われる。

元々「ゼム」時代からその声質と独特なヴォーカル・スタイルが魅力ではあったが、

この頃にもなると大人の落ち着きが加わり、ますます充実している。

そして、魅力は今も衰えていない。

 

 

 

第2位 THE RISE AND FALL OF ZIGGY STARDUST

         AND THE SPIDERS FROM MARS / DAVID BOWIE (1972)¥1,280

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デビッド・ボウイの5作目のアルバム「ジギー・スターダスト」は、

自らが異星からやってきた架空のスーパースター”ジギー”となり、

ロック・スターとしての成功から没落までを描く物語で

構成されたコンセプト・アルバムである。

当時のロンドンの最先端ファッションや歌舞伎などもアイデアに取り込んだ

グラマラスなビジュアルとサウンドは「グラム・ロック」と命名され、

多くのフォロワーを生み出し、T・レックスと共に70年代初頭の

イギリス・ロック・シーンを牽引していくことになる。

70年代を代表する名作!と呼ぶに相応しい楽曲の素晴らしさと構成力には、

今聴いても脱帽させられてしまう。

 

 

第1位 LAYLA AND OTHER ASSORTED LOVE SONGS

                    / DEREK AND THE DOMINOS (1970)  ¥980

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69年、デラニー&ボニーのイギリスツアーにクラプトンが

サポートメンバーとして参加した時から

彼とアメリカ南部のミュージシャンとの交流が始まる。

自らのファースト・ソロ・アルバム、ジョージの「オール・シングス・マスト・パス」を

経て、そのバック・メンバーと結成したのがデレク&ザ・ドミノスである。

レコーディングに際し、プロデューサー、トム・ダウドからの勧めもあり、

ゲスト参加を依頼したのがデュアン・オールマンであった。

セッションを重ねていくうちに あまりのデュアンの素晴らしさに

正式メンバー参加を申し入れるが断られてしまう。

カントリー、ブルースを基調にした作品が中心のこのアルバムに

デュアンの力は大きく発揮され、彼なしではこれほどの名作は生まれなかったであろう。

クラプトンの75年初来福の際、オープニングを飾ったこの曲のギター・イントロは、

今でも私の頭の中で響きわたっている。

 

 

ということで、今週は、

福岡市大名の「ボーダーラインレコード」店主の甫足正彦さんに聞いた、

U.K ROCK アルバム  ベスト3!! (70年代編)でした!

 

次回は、U.S ROCK アルバム ベスト3 (70年代編)です。

来週も、お楽しみに!