メシュラングルメ研究所 8月24日
ブチカン日本食遺産を求める「トランプの旅」。先週、南島原市が出ました。
と言っても、何が美味しいのか検討がつかなくて、とりあえず、直売所へ。
南島原市深江特産物直売所にお邪魔しました
島原市から、南島原市に入ったら、すぐにあります。
長崎県南島原市深江町丁6023番地
0957-72-3811
9:00~17:30、 店休日は、正月元旦
会長の下田さんにお話をお伺いしました。
ここは、普賢岳の噴火による土石流が激しかった所。
すぐそばに、水無川もあります。
この店は、約270名の生産者が季節の野菜、果物などを持ってきて直売しています。
今旬の野菜は、茄子、インゲンなど。
島原と言えば、そうめん!それ以外には・・・
深江は、「ろくべえ」という食べ物もあります。
この「ろくべえ」は、約220年前の普賢岳の噴火が原因で起きた飢饉の時、
深江村の名主「ろくべえどん」が、サツマイモを粉にして「うどん状」に作り、
飢饉を救ったところからできた食べ物です。
「イギリス」という食べ物も発見しました。
祝い事の時には、必ず食べるようで、「いぎりそ」という海草を
米糠で溶かし、具を入れて、味をつけて固めたもの。
心太に具材を入れた感じ。
南島原市で、もうひとつ良く見かけたのが、「みそ五郎」
ここにも、みそ五郎の文字が・・・・
みそ五郎は、普賢岳に腰掛けて、有明海で顔を洗う、伝説の大男
力持ちの彼は、人の仕事を手伝っては、味噌を貰っていたと言う。
そんな大男が食べるくらい、味噌屋が多いのか尋ねたところ・・・
多いらしい。特に、有家の方面。
他の味噌との違いを聞くと、他の味噌を食べたことがないので分からないとのこと。
「納豆味噌漬け」というのがありましたが、こちらで言う、「もろみ味噌」。
昔から、こう呼んでいるようです。
いかがでしたか?
みそ五郎、興味沸いてきました。実は味噌屋も多いという。
ということで、来週は、もう少し、南島原市の南へと進みます。
ブチカン日本食遺産を探す旅、来週は、どうなるのか?
お楽しみに!