メシュラングルメ研究所 10月12日 チーズ
メシュラングルメ研究所です!!
様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発を
していこうじゃないかというコーナーです。
今回は、チーズを研究していきます。
ということで、福岡市中央区薬院にある、
フロマジュリー欧グルマン 薬院店を訪ね、
斉藤社長にお話をお伺いしました。
フロマジュリー欧グルマン 薬院店
福岡市中央区薬院1-12-32 ヤクインパーキングビル1F
TEL: 092-713-5722
平日:11:00~20:00 / 土曜日:10:30~20:30 /
日曜日・祝日:10:30~20:00
第二火曜定休
先週まで、チーズの歴史や、作り方、大きな種類の分け方、チーズの旬、
そして、白カビチーズの話をしましたので、今週は、青カビチーズの話です。
世界三大青カビチーズ
ロックフォール(フランス)
ゴルゴンゾーラ(イタリア)
スティルトン(イギリス)
値段で言うと、高いのはロックフォール、次にスティルトン、
そして、ゴルゴンゾーラの順になります。
ロックフォール
羊のミルクから作られるチーズです。
洞窟の中で熟成され、一番歴史が古いと言われています。
羊のミルクは乳脂肪分が高いので、口溶けの良いチーズになります。
また、羊特有の旨味とコクもあります。
青カビチーズ独特の香りは強く、上級者向き。
そのままでも良いですが、ハチミツをかけて食べることもあります。
ワインに良く合うチーズです。
ゴルゴンゾーラ
牛乳で作られ、熟成庫で熟成された、青カビタイプで一番メジャーなチーズです。
味によって、「ドルチェ」と「ピカンテ」の2種類があります。
「ドルチェ」は、デザート感覚で食べられる、甘味があるもの。
滑らかな食感で、水分も多く、食べやすいチーズです。
「ピカンテ」は、ピリッとする青カビ独特の刺激が強いものです。
塩味もややあります。
スティルトン
固くて、ボソボソした感じのチーズです。
ほろ苦さがあるのも特徴です。
エリザベス女王が愛するチーズとしても有名です。
その他のブルーチーズ
ブルー・ドーヴェルニュ
「ロックフォール」を参考にして作られた牛乳のチーズです。
「フロマジュリー欧グルマン」では、特に、
熟成士が手がけたものを仕入れています。
(熟成士とは、チーズの熟成管理を専門としている職業です。)
牛乳の質もよく、ミルクと青カビのバランスも良いチーズになります。
白カビと青カビのコンビネーションのチーズ
ドイツのカンボゾラ、ババリアブルー、
そして、フランスのブレスブルーなどがあります。
外は白カビですが、中は青カビタイプになっています。
近代になって作られたもので、
どれもクリーミーで食べやすいので、初心者向きです。
来週は、「大人が行きたいうまい店3」発刊スペシャルのため、
チーズの話はお休みします。
以上、メシュラングルメ研究所でした。
来週をお楽しみに!