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2017年2月 3日 (金)

メシュラングルメ研究所 2月3日

さあ、現在は、日本酒の研究をしています。

今、日本酒が注目を集めています。

ということで、日本酒について、

佐賀県の「窓乃梅酒造」の13代目蔵元、古賀醸治さん、

北九州市にある地酒処田村本店 4代目 店長の田村洋文さんにお伺いしました。

 

窓乃梅酒造

佐賀県佐賀市久保田町大字新田1833−1640番地

0952−68−2001

http://www.madonoume.co.jp/

 

地酒処田村本店

北九州市 門司区大里本町2-2-11

093-381-1496

営業時間 9:30 – 18:30

定休日  日曜日、祝日

https://www.facebook.com/tamurahonten/

 

今日は、日本酒を造る時にアルコールを加えるという話です。

 

日本酒を造る時に、アルコールを入れる

純米酒は、米、米麹、水だけで造ったものです。

大吟醸なども含む本醸造は、少しだけアルコールを入れています。

一般酒だと入れるアルコールの量も多いです。

 

大吟醸にアルコールを入れるわけ

1つは、味の調整を図るためです。

純米造りで大吟醸を造ると、味が濃くなることがあります。

味が濃いと利き酒をした時に、キレが悪くなります。

もう1つは、香りを高くするためです。

香りの成分は、米や麹などの固形物の周りにくっついています。

ですから、そのまま絞ると、カスのほうに香りが残ってしまいます。

そこで、アルコールを添加し、触媒の作用で香りを液体に溶け込ませます。

使うアルコールの量は、白米重量の10%未満です。

一昨年の新酒鑑評会の大吟醸の部で、純米で金賞を取ったのは10%ほどです。

残りは、アルコールを加える本醸造タイプのお酒になります。

 

入れるアルコールの正体

主なものは、梅酒を漬けるのに良く使うホワイトリカーです。

また、米から作られた醸造用アルコールもあります。

米焼酎を作っている酒蔵は、申請を出せば醸造用アルコールを作ることもできます。

 

入れるアルコールは添加物なのか

実は、添加物ではありません。原材料になります。

なぜかというと、絞った後に加えるのではないからです。

醪の段階で、発酵している末期に加えるのです。

 

さあ、まだまだ「日本酒」について、研究していきますよ!

来週をお楽しみに!

以上、メシュラングルメ研究所でした。