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2017年2月24日 (金)

メシュラングルメ研究所 2月24日

さあ、現在は、日本酒の研究をしています。

今、日本酒が注目を集めています。

ということで、日本酒について、

佐賀県の「窓乃梅酒造」の13代目蔵元、古賀醸治さん、

北九州市にある地酒処田村本店 4代目 店長の田村洋文さんにお伺いしました。

 

窓乃梅酒造

佐賀県佐賀市久保田町大字新田1833−1640番地

0952−68−2001

http://www.madonoume.co.jp/

 

地酒処田村本店

北九州市 門司区大里本町2-2-11

093-381-1496

営業時間 9:30 – 18:30

定休日  日曜日、祝日

https://www.facebook.com/tamurahonten/

 

今日は、最終回 「日本酒のブーム」という話です。

 

現在、流行りの日本酒について

昔は、辛口、または、淡麗などのブームがありましたが、

現在は、香りの良い日本酒が、若い方や女性にもウケています。

酵母、作り方、瓶詰のタイミングにより、バリエーションができて、

味の幅が広がったのもブームの原因の1つです。

香り、味の濃さ、スパークリングなど、本当に種類が豊富です。

 

スパークリング日本酒について

炭酸が入っている日本酒で、発泡性清酒と言います。

炭酸を入れる方法は3種類あり、

①シャンパーニュ方式 : 砂糖を入れて、瓶内二次発酵

②シャルマ方式 : 密閉タンク内で発酵

③炭酸を充填する方式

日本酒の場合、密閉タンクの設備投資が難しいので、

シャンパーニュ方式か、炭酸充填方式が一般的です。

ただ、シャンパーニュ方式でも砂糖は入れられないので、

下に溜まったおりを使って発酵させます。

有名なのは、増田徳兵衞商店の「月の桂」。

シャンパーニュ方式で、高い温度の場所に置いておくと、瓶が割れることもあります。

生酒でも、にごりが入っていれば、瓶内二次発酵するかもしれませんが、

味の保証はできません。

というのも、炭酸ガスは苦みを感じるので、

ガスが入った日本酒は、甘口に作っています。

また、おりの量によってもガス圧が変わってくるので、コントロールが難しいです。

 

さあ、これまで日本酒について勉強してきましたが、いかがですか?

来週からは、新しい食材に取り組みます。

お楽しみに!以上、メシュラングルメ研究所でした。