メシュラングルメ研究所 2月24日
さあ、現在は、日本酒の研究をしています。
今、日本酒が注目を集めています。
ということで、日本酒について、
佐賀県の「窓乃梅酒造」の13代目蔵元、古賀醸治さん、
北九州市にある地酒処田村本店 4代目 店長の田村洋文さんにお伺いしました。
窓乃梅酒造
佐賀県佐賀市久保田町大字新田1833−1640番地
0952−68−2001
地酒処田村本店
北九州市 門司区大里本町2-2-11
093-381-1496
営業時間 9:30 – 18:30
定休日 日曜日、祝日
https://www.facebook.com/tamurahonten/
今日は、最終回 「日本酒のブーム」という話です。
現在、流行りの日本酒について
昔は、辛口、または、淡麗などのブームがありましたが、
現在は、香りの良い日本酒が、若い方や女性にもウケています。
酵母、作り方、瓶詰のタイミングにより、バリエーションができて、
味の幅が広がったのもブームの原因の1つです。
香り、味の濃さ、スパークリングなど、本当に種類が豊富です。
スパークリング日本酒について
炭酸が入っている日本酒で、発泡性清酒と言います。
炭酸を入れる方法は3種類あり、
①シャンパーニュ方式 : 砂糖を入れて、瓶内二次発酵
②シャルマ方式 : 密閉タンク内で発酵
③炭酸を充填する方式
日本酒の場合、密閉タンクの設備投資が難しいので、
シャンパーニュ方式か、炭酸充填方式が一般的です。
ただ、シャンパーニュ方式でも砂糖は入れられないので、
下に溜まったおりを使って発酵させます。
有名なのは、増田徳兵衞商店の「月の桂」。
シャンパーニュ方式で、高い温度の場所に置いておくと、瓶が割れることもあります。
生酒でも、にごりが入っていれば、瓶内二次発酵するかもしれませんが、
味の保証はできません。
というのも、炭酸ガスは苦みを感じるので、
ガスが入った日本酒は、甘口に作っています。
また、おりの量によってもガス圧が変わってくるので、コントロールが難しいです。
さあ、これまで日本酒について勉強してきましたが、いかがですか?
来週からは、新しい食材に取り組みます。
お楽しみに!以上、メシュラングルメ研究所でした。