メシュラングルメ研究所 12月30日
さあ、再び、日本酒の研究に戻ります。
今、日本酒が注目を集めています。
ということで、日本酒について、
佐賀県の「窓乃梅酒造」の13代目蔵元、古賀醸治さん、
北九州市にある地酒処田村本店 4代目 店長の田村洋文さんにお伺いしました。
窓乃梅酒造
佐賀県佐賀市久保田町大字新田1833−1640番地
0952−68−2001
地酒処田村本店
北九州市 門司区大里本町2-2-11
093-381-1496
営業時間 9:30 – 18:30
定休日 日曜日、祝日
https://www.facebook.com/tamurahonten/
お屠蘇とは
日本酒の中に、いくつかの漢方を刻んで入れた
「屠蘇散」というパックを入れて香りを付けたもの。
縁起物で、邪気を払うものです。
辛口の日本酒ですると飲みにくいので、少し味醂を加えて甘くしたり、
熊本県では、赤酒を使います。赤酒は味醂の一種です。
蔵元が作って屠蘇酒として販売していたり、
屠蘇散を買ってきて自分の家で作ります。
自宅の味があるかもしれません。蜂蜜、砂糖を入れる家庭もあるそうです。
正月にオススメの日本酒
家族が集まるおめでたい席なので、誰もが飲みやすい、
今流行りの香りの良い、華やかな日本酒がオススメです。
タイプでいうと、純米吟醸です。
もう少しお手頃価格でいうと、特別純米、
また、純米の中でも、香りが良いものがあります。
地酒屋さんが近くにある場合は相談すると良いですが、
地酒屋さんがない場合は、純米吟醸を購入すれば、間違いないです。
最近の日本酒のタイプ
今流行りの香りがあるもの
昔ながらの辛口
新潟タイプの端麗ですっきりと邪魔をしないもの
ワインのような甘酸っぱいもの
貴腐ワインのようなトロッとした甘味のあるもの
低アルコール(5度から8度くらいのものなど)
日本酒のアルコール度数
通常は、18度くらいある原酒を調節し、15度くらいで販売しています。
それが、5度から8度のもの、
そして、ほんの少し落として13、14度くらいにしたものがあります。
酔いが回るのが早い人は、度数が低いものを飲めば、
時間をかけて日本酒を楽しめます。
ちなみに、江戸時代は醸造技術が今よりも悪いため、
10度くらいだったのではということです。
さあ、まだまだ「日本酒」について、研究していきますよ!
来週をお楽しみに!
以上、メシュラングルメ研究所でした。