メシュラングルメ研究所 10月21日
さあ、現在は日本酒について研究しています。
最近、再び、日本酒が注目を集めています。
ということで、日本酒について、
佐賀県の「窓乃梅酒造」の13代目蔵元、古賀醸治さん、
北九州市にある地酒処田村本店 4代目 店長の田村洋文さんにお伺いしました。
窓乃梅酒造
佐賀県佐賀市久保田町大字新田1833−1640番地
0952−68−2001
地酒処田村本店
北九州市 門司区大里本町2-2-11
093-381-1496
営業時間 9:30 – 18:30
定休日 日曜日、祝日
https://www.facebook.com/tamurahonten/
一般的にお酒を飲み出したのは、いつから?
鎌倉時代後半から、江戸の初期頃と言われていますが、
それまで武士の飲み物だった日本酒は、
販売店(いわゆる酒屋さん)が出てきて、一般の人も買えるようになりました。
江戸時代の酒屋さん
酒屋さんは、蔵元から樽で買い付け、割り水をして、徳利に入れて販売していました。
一般消費者は、自分の徳利を持って行って、そこにお酒を入れてもらっていました。
量り売りです。
ちなみに、割り水することを、「和水」、「玉をきかす」とも言います。
お店によって、お酒の濃さも違い、
お客様が薄く感じない程度に上手に薄めるのが技だったようです。
もちろん、その前に、濃いめのお酒を仕入れることも大事です。
なので、当時の酒屋さんは利き酒能力が高くないと、務まりませんでした。
瓶詰のお酒
1878年(明治11年)に瓶詰のお酒を販売したという資料があります。
それまでもビードロに入れたお酒はありましたが、
形も不揃いで容量もバラバラでした。
いわゆる型に入れて作る製瓶技術は、明治になってころです。
さあ、まだまだ「日本酒」について、研究していきますよ!
来週をお楽しみに!
以上、メシュラングルメ研究所でした。