メシュラングルメ研究所 8月7日
様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発を
していこうじゃないかというコーナーです。
現在は、夏が旬というイワガキを研究しています。
ということで、人口250人ほどの長崎県松浦市にある小さな島、
青島に行ってきました。
青島では、イワガキのことを、島ガキと呼んでいます。
今日も、島ガキを養殖しているイカダに行って、
谷川さんにお話をお伺いした模様をお送りします。
島ガキの成長は早かった
ホタテ貝にイワガキの稚貝を植え付けます。
当初は3年かかると言われました。
10月に海に沈め、2年半かけ、6月から出荷しようと考えていました。
ところが、2年経った時に、300gくらいの大きさまで育ち、
身入りも良いものになりました。
つまり、イワガキの成長に非常に合っている場所だったので、
成長が早かったということになります。
島ガキの養殖で苦労すること
やはり天敵は赤潮です。
この赤潮は、魚類に影響するもの、貝類に影響するものがあります。
全ての島ガキはホタテ貝に付いたままロープで海に沈められていますが、
成長の度合いには個体差があり、これを選別するのが大変なんだそうです。
また、牡蠣殻に付着した余計なものを丁寧に落としていく作業も必要です。
とにかく、根気が入ります。
しかし、その作業を続けることで、牡蠣殻の形も変わっていくそうです。
いわゆる、皿に盛った時に、見栄えのする理想の牡蠣殻になるわけです。
籠の中に入れて、きれいなサイズに育てるということもしています。
この方法は、真牡蠣でも見かけます。
イワガキ(島ガキ)が食べられる場所
鷹ふぐバル松浦
福岡市中央区天神1丁目7ー11 イムズB1F
092-731-3909
営業時間 10:00~25:00
島ガキを焼いたり、蒸したりしたものが食べられます
民宿 川上
松浦市星鹿町青島免785−3
0956-75-2982
島で唯一の宿泊施設、お食事処です。
まつうら観光物産協会
0956-76-8822
こちらで通信販売をしています
いかがでしょうか。
来週は、島ガキを磨いている所を見学した模様をお送りします。
お楽しみに!
以上、メシュラングルメ研究所でした。