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2014年9月26日 (金)

メシュラングルメ研究所 9月26日

様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発を

していこうじゃないかというコーナーです。

現在は、キャビア、チョウザメについて、研究しています。

キャビアと言えば、宮崎が、早くから取り組み、養殖がとても盛んです。

ということで、まず最初に訪れたのが、

小林市にある、宮崎県水産試験場 内水面支場です。

 

キャビアの産地

カスピ海沿岸の国、地域で天然のキャビアを作っていました。

天然のキャビアは、イラン、ロシアが中心になります。

最近では、ヨーロッパの国々が養殖して、キャビアを作っています。

 

なぜ、チョウザメという名前なのか?

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体が流線型で、尾びれは上の方が長く、サメに形が似ていることで、「サメ」。

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蝶々のような形をした鱗を持っているから、「チョウ」。

チョウザメの体を輪切りにした場合、丁度ホームベースのような五角形になります。

その頂点にあたる部分に、5列の鱗があります。

それ以外は、肌がむき出しでツルツルです。

鱗は、皮膚に食い込んでいて、歯や骨と同じ材質です。

チョウザメは、背骨が柔らかく弱いので、それを補強するものが鱗だということです。

 

日本のチョウザメ

実は、チョウザメという名前のチョウザメが、昔、日本にもいました。

北海道です。今でも、サハリンに生息しています。

江戸時代後期に北海道を探検した人が、

お腹に黒い筋子が入っていたという記述を残しています。

今でも、北海道の川に上ってくることはありますが、

北海道で卵を産んでいるわけではないようです。

レッドデータブックでは、絶滅したというふうになっています。

他にも、日本の沿岸には、アムール川生まれのアムール・チョウザメ、

大型のダウリアチョウザメなどがやってきたり、

九州では、鹿児島開聞岳近くの定置網にかかったことがあります。

 

チョウザメの不思議なこと

理由は定かではありませんが、チョウザメは、北半球にしかいません。

 

チョウザメの種類

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28種類ほどいます。

中には、キクチ・チョウザメ、センニン・チョウザメなど、

日本人が発見して命名したチョウザメもいます。

まだ発見されていないチョウザメがいるかもしれないとのこと。

 

来週も、キャビア、チョウザメの話をします。

 

ところで、現在、福岡のレストラン10店舗で、今我々が研究中のチョウザメ、

別名「ロイヤルフィッシュ」を味わえるイベントを実施中です。

アトリエ・オキをはじめ、ビストロイウキ、レスタッシュ、カイオン、なかがわ、

ジャム・ジャム、侑久上海、絹街道、清吉、たくまんまなどです。

詳しくは、「宮崎マルシェ2014」

http://www.f-miyazaki.jp/m-marche-top.html

 

チョウザメを食べたことのない人も多いと思います。

この機会に、是非、味わってみてください。