2019年10月26日(土)放送分【酒菜や しゅう】

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【酒菜や しゅう】 (鴨しゃぶが食べれる穴場の割烹居酒屋)

住所:福岡市博多区博多駅南4-2-10 南近代ビルB1
電話番号:092-471-8556
営業時間:月~土 18:00~24:00(OS 22:30)
定休日:毎週日曜日
オープン日:平成25年(2013年)9月3日
お店の名前の由来:お酒の「酒」を「さか」読みにし野菜の「菜」をつけてお酒も魚も野菜も楽しめる「酒菜や しゅう」にされたそうです。(「しゅう」はオーナー飯田さまのお名前から)

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(写真は2人前/1人前から注文できるそうです)

【酒菜や しゅう】の人気の料理/鴨しゃぶ (金額:1.080円(シメのソバ付き・税込))
鴨肉専門店、博多鴨工房さんとつながりがあり、博多では珍しい「鴨しゃぶ」を3年ほど前に鴨肉のロースを仕入れてメニューにされたそうです。
福岡で鴨しゃぶを一年中味わえるのが珍しいと人気があり、一組のお客様が注文すると出汁のいい香りに周りの方も触発され、注文されることが多いそうです。

細く刻んだネギと鴨肉のみをそばつゆに近い出汁でしゃぶしゃぶにして頂きます。最初に好きな量のネギを鍋に入れます。ネギの固さはお好みでシャキシャキがいい方は早めに鴨肉をしゃぶしゃぶし、ネギのとろとろがいい方は、少し時間を置いて鴨肉をしゃぶしゃぶ。鴨肉は薄くカットされているのでサッと出汁にくぐらせるだけでピンク色に変わります。「酒菜や しゅう」さんでは鴨肉を薄くカットすることで炊きすぎてもそんなに固くならないようにと工夫されているそうです。
出汁が効いているので鴨肉でネギを巻いてそのまま頂きます。鴨肉は柔らかくて甘味があり、しっかりとした出汁が絡まりシャキシャキとしたネギやとろとろのネギに箸が止まりません。

柚子胡椒もあるので出汁が入った器にといて一緒に食べると鴨肉とネギの甘さの中に柚子胡椒の香りがより一層、甘さを引き立ててくれます。

そして、シメにはソバ!鴨肉をしゃぶしゃぶした出汁に茹でたそばを投入。麺に出汁がしっかり絡まり、まさに鴨南蛮そば。絶品です。
さらに!プラス330円(税込み)で雑炊も楽しめます。
最後の最後まで鴨から出た出汁のうま味を味わえますので、ぜひぜひお試しを。鴨しゃぶ以外にも、「博多鴨すき」や「鴨そば」など、鴨が楽しめるそうですがやっぱり季節問わず「鴨しゃぶ」が人気だそうです。
さらに夏には出汁を凍らせて冷たいまま食べられる飯田さんこだわりの「冷やし鴨すき」も楽しめるそうですよ。

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「いいちこ」に合う料理/ぬか漬けのサンマ焼き (金額:690円(税込))
「何か変わったメニューを作りたい。」と考え長年の経験から青魚とぬかの組み合わせがいい。と、「ぬか漬けのサンマ焼き」が出来たそうです。

新鮮なサンマの頭・内臓・尾びれを取り除き、お店で作ったぬかに3~4日漬け込みます。サンマ自体の味とぬかの風味を楽しんでいただくため、ぬかはあえてシンプルに作られるそうです。ただシンプルだからこそ、ぬか作りにはこだわりサンマの時期が終わると毎年新しく作り直されるんだそうです。

さて「ぬか漬けのサンマ焼き」ですが普通の塩焼きとは違い醤油など無しで、そのまま頂きます。ぬかが青魚特有の臭みを抑えてくれ、焼く事で身がより香ばしくなりサンマの脂の旨味が口の中に広がります。食べた後ふわっと、ぬかの香りを感じます。相性抜群!美味しいです。

飯田さんは、ぬかの風味がついたサンマの脂身部分がいいちこに合う!とおすすめしていただきました。飯田さんおすすめの「いいちこ」の飲み方は水割りで、そのあと炭酸で割ったり、カボスを絞って入れるのもいいそうですよ!とお話していただきました。仕入れ状況にもよりますが、サンマの他にもイワシやサバなどのぬか漬けもあるそうです。

番組からのとっておき情報!

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とっておき料理 /筋子の味噌漬け (金額:770円(税込))
この時期だからこそ楽しめる筋子の味噌漬け。
筋子の醤油漬けがあるなら味噌漬けでも美味しいはず!と思いメニューにされたそうです。筋子を下処理し、お店で作った特製の「玉味噌(味噌・卵・砂糖・みりん・料理酒)」に漬け込むこと3日間。
口の中でイクラがとろけて濃厚な味がふんわり!味噌の風味が合わさり、あと味がチーズのような感覚でした。旬の味をぜひお楽しみください。
仕入れ状況によりますが目鯛や甘鯛などの白身魚を味噌漬けにした焼き魚も頂けるそうです。
その日に何があるかは直接聞いてみてください。
筋子の味噌漬けはこの時期だけなのでお早めに!との事でした。

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回、お話をお伺いさせて頂いた【酒菜や しゅう】オーナー 飯田さま、
今後も、やりたい事をやりながらみんなと楽しく飲めるお店を続けていけたら・・・。と仰っていました。

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