食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」
米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?
今週は、「博多炉端 野が海」です。
「博多炉端 野が海」
福岡市博多区博多駅東1-12-7 B1F
092-475-2165
17:30 - 25:00(L.O.24:00、ドリンクL.O.24:30)
定休日 年2、3回休みあり
博多駅の新幹線口を出て、目の前の竹下通り沿いにある
海鮮や炉端焼き、九州の郷土料理をメインにした居酒屋さんです。
ということで、地元の方から来福客までが訪れます。
お店に入ってすぐにテーブル席やカウンター席があります。
カウンターの目の前には、大きな生け簀もあり、
ちょっとした水族館気分も味わえます。
魚介類は、季節によって九州山口の港から直送されます。
現在は、対馬フェアということで、漁師の名前付きでマグロ、
漁船の船名付きで穴子がありました。
また、夏には豊前海から仕入れた鱧フェアなどもしていたそうです。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?
この道22年の料理長、村岡さんにお話をお伺いしました。
(価格は税別です。)
人気メニュー
【ネギ盛り牛タンの炭火焼き】(1490円)
白髪ねぎと一緒に、肉汁溢れる牛タンを頂きます。
【博多赤鶏の炭火焼き】(790円)
柚子胡椒、特製ダレにつけて頂きます。
【炙りベーコンと温玉のシーザーサラダ】(690円)
メイソンジャーにたっぷりの野菜とシーザードレッシング、温玉を入れ、
自分で混ぜ合わせて食べるサラダです。
この他にも、九州名物である「唐津魚ロッケ」「馬刺し」「鯨の刺身」なども楽しめます。
それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。
【胡麻カンパチ】(890円)
いまや福岡名物となった「胡麻さば」。
それをカンパチにしたもので、これも徐々に全国区で有名になりつつあります。
カンパチは程よい厚さでカットされ、その上に、擦り胡麻と葱をたっぷりかけています。
自家製胡麻ダレは、別添えなので、好みでかけられるのも良いです。
他に、レモン、山葵も添えてあるので、お好みで。
活きが良く、コリコリした食感も楽しめます。
とてもボリュームがある一品です。
これに合わせたのが、「白岳しろ」水割です。
濃厚な胡麻ダレをすっきりさせてくれます。
【博多赤鶏の炭火焼き】(790円)
塩胡椒を振って、炭火で焼いた博多赤鶏は、弾力があります。
面白いのは、特製の酢ダレが添えられていること。
いわゆる焼鳥のキャベツにかける酢ダレのようなもので、
これにつけて食べると、さっぱりした味になります。
柚子胡椒が添えられているので、お好みで。
これもボリュームがあります。
これに合わせたのが、「白岳しろ」ソーダ割です。
王道の組み合わせです。
焼物にソーダ割は合います。
いかがですか?
こちらのお店は、奥に座敷もあって、最大120名様の団体まで可能です。
宴会におススメなのが、飲み放題付4000円のコース。
イカがある時は、これでイカの活き造りまで付いてきます。
また、数人で来るときは、一品にボリュームがあるので、シェアすると良いです。
「白岳しろ」は、1杯390円、ボトルは2490円で楽しめます。
ちなみに、水割りで出して頂いた時のグラスがとれもオシャレでした。
陶器なのですが、中に銅を張っていて、プレミア感があります。
言えば、このグラスで出してくれるそうです。
来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。