食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」
米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?
今週は、「博多串工房 フタクチ」です。
「博多串工房 フタクチ」
福岡市博多区博多駅前3-22-5 Mビル2号館 7F
092-292-5610
17:00 - 25:00(L.O.24:00 ドリンク24:30)
店休日 年に2、3回
博多駅博多口から歩いて4、5分の場所のビルの7階になります。
できて3年目になる、旬の素材を使った創作串料理のお店です。
「ふたくちで食べる串」がコンセプト。
定番から、ちょっと変わった創作ものまであります。
例えば、「鯛焼きパイ包み」(250円)は、魚のすり身を
鯛焼きの形をしたパイ生地で包んで焼いたもの。
「マッシュルーム アヒージョ風」(150円)、「サバ赤ワインソース」(150円)、
「ズッキーニとラルド」(120円)などもありました。
全部で、40種類ほどあるので、選ぶのに迷ってしまいます。
最近流行っている低温調理のメニューもあり、ナマモノが苦手な方に好評です。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?
店長の是久さんにお話をお伺いしました。
人気メニュー(価格は税別です。)
【あっさり鶏白湯 串鍋】(1280円)
【もも串】(120円)
【レンコンの豚巻き 大葉ソース】(150円)
それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。
【もも串】(120円)
2つしか刺さっていませんが、どちらも大きさがあります。
もも肉が2個刺さっていますが、1つが朝引きの若鶏、
もう1つが、親鶏になり、味や食感の違いを楽しめます。
自家製ブレンドの塩が添えてあるので、お好みで。
これに合わせたのが、謹醸しろ「金しろ」ソーダ割、通称キンハイです。
アメリカンホワイト樽、コニャック樽、シェリー樽の3種の樽の中で
熟成させた本格米焼酎を、絶妙のバランスで配合し、
さらにそれを本格米焼酎「しろ」とブレンドしたものです。
この樽の香りがよく、ガツッと鶏の味を受け止めてくれます。
【あっさり鶏白湯 串鍋】(1280円)
なんと、普通に焼物で並ぶ串が8本と鳥白湯の入った鍋が出てきました。
串の内容は日替わりで、この日は、もも、胸肉、ホタテ、タラ、
豚バラで巻いたトマト、ズッキーニ、エリンギ、牛肉で巻いた水菜でした。
この鍋でしゃぶしゃぶのように火を通してから頂くのですが、
素材の味だけではなく、鳥白湯の濃厚な旨味も一緒に味わえて、美味しいです。
辛味が欲しい人には、柚子胡椒、かんずりもあるので、お好みで。
締めには、プラス300円で、雑炊にもできるので、鶏白湯を余すところなく楽しめます。
これに合わせたのが、吟麗しろ「銀しろ」ソーダ割、通称ギンハイです。
吟醸酵母を使い低温発酵で丁寧に造った本格米焼酎なので、
ソーダで割ると、なぜかラムネのような甘さが出ます。
鶏白湯の旨味うもよく合います。
いかがですか?
ここはカウンター、テーブル席、個室、半個室などもあり、
最大66名まで使える宴会場もあります。
コースは、「あっさり鶏白湯 串鍋」と飲み放題まで付いたもので5000円、
焼き串を中心とした飲み放題付のコースで4000円があります。
是非、ご利用下さい。
来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。