メシュラングルメ研究所です!!
様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発を
していこうじゃないかというコーナーです。
現在は、福岡が生んだ全国ブラント苺「博多あまおう」を研究しています。
★博多あまおうとは
あまおうという親しみやすい名前は、県内での公募によって命名されました。
「赤い」「丸い」「大きい」「うまい」の頭文字を合わせたもので、
「甘いイチゴの王様になれるように」との意味も込められているそうです。
世界最重量のいちごとして、ギネスワールドレコーズに認定されています。
そのままでも美味しい「博多あまおう」ですが、なんと、
JA全農ふくれんとブチカン、「ソワニエ+」で、考えた企画が・・・
『博多あまおう GOURMET PARTY MONTH』!!
3月10日(火)から31日(火)まで、福岡の人気飲食店、洋菓子店、12店舗とコラボ。
博多あまおうを、新しい感覚で楽しんでもらいます!!
そのお店は、・・・
博多漁家「磯貝」
九州の旬 博多廊
蔵音
ラ・カーサ・ディ・ナオ
ピッツェリア・ナオ
ダ・フチガミ・ハカタ
薬院 一五
博多らーめん Shin Shin
パティスリー・ルイ
お菓子の工房 オペラ 本店 / 松崎店
フランス菓子 ペイ・バスク
今日は、その中から、2店舗をご紹介しましょう。
★お菓子の工房オペラ・筥松本店
福岡市東区筥松新町4-12
Tel: 092-611-1197
営業時間: 10:00 - 19:00
定休日: 毎週火曜日
★お菓子の工房オペラ・松崎店
福岡市東区松崎3-14-1
Tel: 092-629-3232
営業時間: 10:00 - 19:00
定休日: 月曜日(祝日の場合は、翌日)
http://www.opera-sweets.com/
<お店の特徴>
オーナーシェフの濱田さんは、福岡やフランスで修業し、
21年前に筥松本店をオープン。
現在は、筥松本店と松崎店2店舗で営業されています。
「濱田シュー」と「純生ロール」という名物もあり、
「自然・産地・旬」をテーマに、数十種類のケーキが店内には並びます。
濱田さんは、隠し味にお酒を結構使い、濱田シューにも隠し味として、
トリプルセックと言うお酒を入れています。
<博多あまおうのメニュー>
【博多あまおういちごのタルトレット】(600円税別)
ホール(切り分けて食べる20?30?の大型)のものがタルト、
1個ずつ一人用に作った小型のものが、タルトレットになります。
一般的に、一番下の生地(受皿みたいになっている部分:タルトカップ)は、
アーモンドの粉を使った、クレーム・ダ・マンドが多いのですが、
今回はあえて、バターと薄力粉を使ったクッキー生地。
そうすることで、いつまでも生地のサックリ感が保たれます。
タルトカップの内側をチョコレートでコーティング。
その中に、あまおうのジュレを入れたあまおうピューレ、
その上には、カスタードクリーム、博多あまおう苺を4個のせ、ナパージュ。
透明でキラキラしたナパージュには、フランボワーズのピュレを少量加え、
複雑な酸味を出しています。
カスタードクリームには、濱田さんお得意の隠し味、
「ネグリタ」というダークラム酒を加え、味に深みを出しています。
タルトと苺の間には、スポンジを乾燥させて粉砕したケーキクラムもあり、
白いケーキクラムで真っ赤な博多あまおう苺も映えます。
クッキー生地のサクッとした食感が良いです。
★九州の旬 博多廊
福岡市中央区大名1-1-38 サウスサイドテラス 5F
092-687-5656
営業時間 日曜〜木曜 11:00-15:00(L.O.14:00) / 17:00-23:00(L.O.22:00)
金・土・祝前日 11:00-15:00(L.O.14:00) / 17:00-24:00(L.O.23:00)
定休日:無休(年末のみ)
https://www.hakatarou.jp/top.html
<お店の特徴>
九州各地の食材、料理を楽しめるお店です。
料理長の佐々木達也さんは、福岡の日本料理店で修業を始め、
沖縄のホテルの料理長を務め、2011年にここの総料理長に就任しました。
この道30年。
食材は、福岡を中心に長崎などからも仕入れる魚介類や、
総料理長自らが産地へ足を運んで選び抜いたものを
九州各県だけでなく、全国から取り寄せています。
その料理に使う器も豪華で、料理に華を添えます。
九州の郷土料理を取り揃え、「来福客をもてなすお店」、
「コースを食べないといけない」と思う人も多いと思いますが、
一品料理が豊富なので、普通に通えるアッパー居酒屋としても良いです。
<博多あまおうのメニュー>
【博多あまおう苺 三種の最中】(900円税別)
マカロンぐらいの大きさの最中の中に3種類の白和えが入った前菜です。
?胡麻豆腐+海老芋+カラスミ+白和え
最中のなかに自家製胡麻豆腐を入れ、
ペースト状にした海老芋をのせ、からすみを振ります。
その上に白和え衣、博多あまおう苺をのせ、最中の皮で蓋をします。
和風マカロンのような感じです。
?蕪+スモークチーズ+鰹節+白和え
最中のなかに塩を振った蕪を入れ、
スモークチーズ、鰹節、白和え衣、博多あまおう苺を重ね、
最中の皮で蓋をします。
白和えなのに蕪のシャキシャキとした食感が良いです。
?焼き芋+安納芋+ブラックペッパー+白和え。
最中のなかに丸十(薩摩芋)の蜜煮を入れ、安納芋のペーストを重ねます。
芋on芋です。
しかし、甘みが違うもの同士が重なり、複雑な味になってます。
その上に、ブラックペッパーで味を締めた白和え衣、
博多あまおう苺を重ね、最中の皮で蓋をします。
丸十の蜜煮がいい仕事をしています。
さつまいもの甘さ、あまおうの酸味、それをうまく白和え衣が包みます。
どれも一口で食べる和食の前菜です。
日本酒以外にもスパークリングやドライな白ワインも合います。
【博多あまおう苺 和風ティラミス】(700円税別)
日本酒などに使う一合升が器になっています。
一合升の底には、大納言の粒餡がたっぷり。
生クリームと牛乳をメインに作ったティラミス生地を流し込み、
博多あまおう苺のソースを重ねます。
この博多あまおう苺のソースは、砂糖を極力控え、
水なしで煮詰めたジャムをミキサーにかけたもの。
上には、フレッシュな博多あまおう苺をトッピング。
升の縁には、抹茶をスノースタイル風にデコレーション。
抹茶のグリーンに、真っ赤な博多あまおう苺が映えます。
ティラミスとプリンの中間のようなクリーミーな食感で、甘さも控えめ。
升を使うことで、ほんのり木の香りがして、和のデザートという感じです。
ミントのアクセントも良いです。
いかがですかっ!
これらのメニューは、3月10日から31日までの期間限定です。
はっきり言って、激レアなメニュー!
これを逃すと、もう食べられないかもしれません。
これらのお店の情報は、こちらにも写真付きで掲載しています。
是非、チェックしてください。
来週も、『博多あまおう GOURMET PARTY MONTH』のコラボ店を紹介します。