食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」
米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?
今週は、「ろばた 五」です。
「ろばた 五」
福岡市中央区薬院2丁目17-26
092-713-5020
営業時間 17:00?25:00(炭火23:30/O.S.24:30)
定休日 不定休
2013年にオープンした、薬院 大正通り沿いにある、炉端焼き屋さんです。
店内には、昔ながらの大きな炉端があり、とても暖かさがあります。
誰もが落ち着ける場所を目指した店づくりをしています。
新鮮な魚介類は長浜から仕入れています。
野菜は、大将が小郡で作った無農薬野菜もあります。
他にも日本全国の珍味、干物などもあります。
とてもリーズナブルで、400円台、500円台のメニューがいっぱいあります。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?
店長の坂口さんにお話をお伺いしました。
人気メニュー
【今日の刺盛】(仕入れにより変わる。取材時は、5種1580円)
その日に仕入れた魚介類何種類かを2貫ずつ盛り合わせたもの。
【極上キモあぶり】(1本180円)
朝引き鶏のキモを絶妙な火加減で炙った一品。
【畑サラダ】(500円)
大将の実家で採れた無農薬野菜を使ったサラダ
それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。
【鮮魚のしゃぶしゃぶ】(1人前1580円)
前日までの予約でしか提供されない裏メニュー。
鍋の中のダシは、魚のアラや野菜などで炊いて作ったものに昆布を加えています。
この日の魚は、鯛とカンパチ。
刺身の倍ほどもある大振りに切った身が、各6枚ほど出てきました。
添えられていた野菜は、笹うちした長ネギ、冥加、カイワレ、
それに、自家製ポン酢と、たっぷりの薬味で、小葱と赤卸、柚子胡椒。
野菜を鍋に入れ、火が通ったところで、魚をしゃぶしゃぶ。
魚と野菜を一緒に食べます。
魚は身がプリプリで、葱は火を通して甘くなっていて、美味しいです。
赤卸は、少しピリッとした鬼卸で、いい仕事をしています。
薬味はたっぷり使ってほしいので、お代わり自由です。
なにより、ポン酢の酸味が優しくて飲んでもむせません。
これに合わせたのが、「白岳しろ」お湯割です。
とても大きな湯飲みくらいのグラスで出てきました。
温かいもの同士、本当に合います。
【ゴロイカ】(580円)
石川県から直送。
イカを内蔵も一緒に干したもので、それを炙って出てきます。
味は濃厚で、チビチビ食べてお酒がすすむアテです。
イカの味噌の味にしびれます。
これに合わせたのが、「白岳しろ」ロックです。
濃厚な味に真正面から勝負して大成功です。
【銀トロサバ】(頭付き1180円、無し980円)
青森で獲れた脂がのりすぎて刺身にできないサバを干したもので、
九州ではあまりみられない一品。
40cmほどの大きさで、お皿からはみ出ていました。
半身でも3、4人で食べるのに十分な量があります。
鬼卸とカボスが添えられてるので、お好みで。
意外にもあっさりした脂なので、食べやすいです。
これに合わせたのが、「白岳しろ」ソーダ割です。
なんと、ジョッキで出てきました。
脂をすっきり流してくれて、食がすすむペアリングです。
いかがですか?
ちなみに、この店では、「白岳しろ」は、どのような飲み方でも1杯400円です。
来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。