メシュラングルメ研究所 12月27日 柳川(有明海)の海苔

メシュラングルメ研究所です!!
様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発を
していこうじゃないかというコーナーです。

今月は、海苔について研究しています。
先日、海苔の生産が盛んな柳川市に行ってきて、色々調査してきました。
今回は、海苔漁師の苦労と、海苔のこれからの話をしましょう。

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海苔を作るのには、お金がかかる
どこにでも網を張って良いのではなく、
抽選で区画(コマ)が決まるという話は、以前しました。
福岡県で2万コマ、佐賀県で3万コマあり、1コマが200坪ほどの広さになります。
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軒辺り、平均36コマを使用し、多い人で1コマ100万円の売上になるそうです。
単純計算で3600万円ですね。
地方の第一次産業でこの水揚げはダントツになります。
しかし、最新の設備が整った漁船を手に入れようとすると4500万円、
さらに、乾燥機に3000万円、網や支柱、その他の費用も含めると、
最初に1億円はかかります。
さらに漁業権もあり、新規参入が難しい仕事になります。

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海苔漁師の苦労
今年828日の豪雨では、流木の撤去作業をしなければならず、
大変だったそうです。
このように、台風など、天候の影響も受けやすいのが悩みです。
そのため、昔は「博打草」と言われたそうです。
また、少子高齢化で後継者が減っているのも悩みだそうです。

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