食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」。
米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?
今週は、「酒場劇場 せんべろロケット 駅東製作所」です。
「酒場劇場 せんべろロケット 駅東製作所」
福岡市博多区博多駅東2-10-18 ホテルフラトン福岡博多1F
092-451-0610
営業時間 15:00?24:00(フードL.O.23:00、ドリンクL.O.23:30)
定休日 基本無休
博多駅、合同庁舎のすぐ近くにある「せんべろ」の居酒屋さんです。
お店は、昭和のノスタルジックな雰囲気があり、
いつも多くのお客様で賑わっています。
コンセプトは、日本の「和」、昭和の「和」、
それに社長が大好きな日曜劇場のエッセンスを散りばめたお店。
だから、お店の名前も「下町ロケット」にあやかっていますし、メニューや店内にも、
「ルーズベルトゲーム」「倍返し」「ブラックペアン」などの言葉が踊っています。
店長の本田さんにお話をお伺いしました。
「せんべろ」とは、千円でベロベロになれるという意味です。
この店の「せんべろシステム」は、飲み物3杯と小鉢1品で税込み1000.円。
ドミノが3個用意されて、これで1杯ずつ飲めます。(友達とシェアもOK)
しかも、2回目以降で「半沢ゲーム」もあります。(行ってのお楽しみ)
もちろん、飲み物は単品で頼んでもOKですが、2杯以上飲むなら断然お得です。
一番高いメニューで1000円台は、「牛タンステーキ」(1200円)の一点のみ。
下は100円台からあり、一番多い価格帯は300円台、400円台です。
人気メニュー
(価格は全て税込価格です)
【鮮魚5点金の鉢盛】(990円)
お刺身の5点盛ですが、なんとお皿の下では、
本物の金魚(お店スタッフ)が泳いでいます。
あくまでも金魚は観賞用です。
それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。
今回は、「白岳」と「白岳しろ」を用意して頂きました。
【鯛塩昆布】(490円)
鯛の刺身を細切りし、胡麻油、醤油と和え、塩昆布を添えて胡麻をふった一品。
塩昆布が良い仕事をしてます。
鯛と昆布が合うのは分かっていましたが、ありそうでなかったメニュー。
これに合わせたのが、「白岳」のロック。
刺身ですが、胡麻油の香り、塩昆布の味がしっかりしているので、
ロックに非常に合います。
【水炊きおでん 6種盛り合わせ】(890円)
単品でもありますが、盛り合わせの方がお得です。
どのおでんも大振りで食べ応えも十分。
このおでんの特徴は、水炊きスープで煮込んでいること。
ありそうでなかったメニューです。
盛り合わせの内容は日替わりで、
この日は、厚揚げ、大根、すじ、こんにゃく、卵、丸天。
しかも、和辛子ではなく、水炊きなので柚子胡椒が出てきます。
その柚子胡椒も、発祥の地と言われる英彦山の柚乃香です。
ボリュームもあり、一人だと食べきれるか心配になるくらい。
柚子胡椒も良く合います。
これに合わせたのも、「白岳」のロック。
鶏スープを吸ったおでんの味に白岳の味が重なり美味しいです。
【博多一口鉄鍋餃子】(8個490円、12個730円、16個970円)
博多の餃子よりも少し大きめ。
鉄鍋らしく、周りがカリッとしてて、ニンニクの香りもよく、味がしっかりしています。
これに合わせたのが、「白岳しろ」のソーダ割り。
なんと、ジョッキで出てきて350円。
安すぎます(せんべろシステムだと更にお得)。
餃子を食べた後に飲むと、すっきりします。
最高の相性です。
【鶏蒲】(1本290円)
皮付きモモ肉に蒲焼のタレをつけて焼いたもの。
蒲焼のタレが甘すぎず、鶏肉も柔らかくて美味しいです。
山椒が出てくるので、振りかけると、さらに美味しくなります。
これには、「白岳しろ」のソーダ割りと、「白岳」のロックを合わせました。
「白岳しろ」のソーダ割りだと、タレをスッと流してくれます。
「白岳」のロックだと、タレとがっぷり四つに組んで男らしい飲み方になります。
いかがですか?
刺身、おでん、餃子、蒲焼と色んなものに合わせましたが、
色んな合わせ方ができますね。
ちなみに、お昼の15時から開いています。
現在の昼飲みも、観光客だけではなく、地元の人が増えてきました。
「昼飲み」のメッカを目指すそうです。
料金も庶民の味方で、元気がもらえるお店です。
いかがですか?
来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。