食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」
米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?
今週は、「居酒屋 ごー」です。
「居酒屋 ごー」
福岡市早良区西新5-6-5-1
092-844-8808
営業時間 17:00?25:00(L.O.24:30)
店休日 不定休
西新の「おもしろ21通り」に7月1日にオープンした、うどんのある居酒屋さんです。
入り口には、縄のれんがかかり、製麺機も置いています。
スタッフの石橋さんに、いろいろお話をお伺いしました。
一人でも来やすいように、小皿のアテを豊富に用意。
「手羽先」(1本120円)や、200円台、300円台のメニューが多いです。
その締めにうどんを食べてもらえるようにしています。
また、2軒目としてでも良いし、締めのうどんだけ食べに来ても良いです。
うどんは、大将の小河原さんが、香川県のうどん学校で習いました。
讃岐ほどの強いコシはありませんが、モチモチして柔らかさもあるような麺です。
一般的なうどんより細くしているので、のど越しも良く、締めに食べやすいです。
人気メニュー(価格は税別です。)
【トリッパと牛すじのマーボー煮込み】(555円)
【ちかっぱチキン南蛮】(780円)
【グツグツニラ玉豆腐】(600円)
【とうもろこしのかき揚げ】(480円)
【長崎のゴマサバ】(880円)
【マグロいくら】(880円)
【低温調理の牛レバー刺】(700円)
【おカモの刺し身】(700円)
それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。
【低温調理の牛レバー刺】(700円)
低温でじっくりと火を通した牛レバーで、とてもきれいなピンク色をしています。
胡麻油に塩、葱が入り、それにつけて食べます。
噛めば噛むほど、濃厚な甘味を感じる一品です。
【おカモの刺し身】(700円)
これも鴨肉を低温調理していて、鶏ハムのような感じです。
刻み山葵が添えてあるので、お好みでつけて食べます。
鴨肉は厚切りしているので、とても食べ応えがあります。
しかし、柔らかくて、鴨の脂も美味しいです。
以上の2品に合わせたのが、「白岳のロック」。
しかも、クラッシュアイスです。(角氷にもできます)
暑い日には、このクラッシュアイスのロックはとても体にしみわたります。
【低温調理の牛レバー刺】は、胡麻油と「白岳のロック」の相性が抜群でした。
【おカモの刺し身】は、淡泊な鴨肉でも米焼酎はクセがないので合います。
【トリッパと牛すじのマーボー煮込み】(555円)
イタリア、日本、中国をミックスしたような一品。
大将が好きなトリッパと、石橋さんが得意な麻婆を合わせてみたとのこと。
大きくカットしたトリッパと牛すじを煮込んでいて、少しピリ辛になっています。
味付けのベースは、豆板醤、甜麵醬、五香粉。
また、うずら卵、ゴボウ、ニンジン、豆腐、コンニャクも一緒に入っていて、
葱と糸唐辛子がのっています。
和辛子が添えてあるので、お好みで。
【ちかっぱチキン南蛮】(780円)
もも肉1枚を丸ごと使っていて、250g以上はあります。巨大です。
もも肉に衣をつけて揚げたあと、タレにつけ、
自家製タルタルをたっぷりかけています。
このタルタルは、ニンジン、ピクルス、玉葱、卵、パセリで作っていてカラフル。
ジュージュー音を立てながら目の前に出てきて、スタッフがハサミでカット。
タルタルが美味しくて、ご飯が食べたくなるような濃厚な味のチキン南蛮です。
以上の2品に合わせたのが、「白岳のソーダ割り」。
ジョッキで出てきました。
【トリッパと牛すじのマーボー煮込み】は香辛料をサラッと流してくれます。
【ちかっぱチキン南蛮】のタルタルとも、シュワッとして合います。
ちなみに、大将は人吉出身で、地元愛が強く、白岳をオシていて、
メニュー札にも「地元」と書いてあります。
今回の取材で、米焼酎が万能なのが分かりました。
いかがですか?
来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。