食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」。
米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
今週は、「銀しゃり 焼肉 直球 薬院店」です
「銀しゃり 焼肉 直球 薬院店」
福岡県福岡市中央区白金1-16-2
092-523-2292
営業時間 月?土・祝前日 17:00?25:00 / 日・祝日 17:00?24:00
店休日 不定休
https://wacorporation.co.jp/
お通しは200円、価格は税別です。
店主は、谷口さん。
「銀しゃり炊きあがりました!」という掛け声でおなじみ、
オープンして14年になる、福岡の焼肉に一石を投じた、
低価格の焼肉屋さんの走りです。
薬院駅 徒歩3分の場所にあり、アクセスも便利。
この店の特徴は、銀しゃりと焼肉。
銀しゃりは、嬉野、熊本から玄米で直送され、毎日使う分だけ精米。
しかも、お米が対流するように3合ずつ炊き上げます。
肉は、佐賀牛のA4以上になります。
じつは、普通の焼肉だけではなく、こんな食べ方もできます。
【銀しゃり定食】(500円)
銀しゃり、小鉢、キムチ、チョレギサラダ、あおさの味噌汁のセット。
焼肉にこれを加えると、あっという間に定食になります。
ちなみに、銀しゃりはお代わり自由です。
1人で来て、これを頼む方も多いそうです。
密かに人気のメニューで
【佐賀牛カレールウ】(380円)
銀しゃりと別で頼むことができます。
これをシェアする人が多いそうです。
焼き肉
単品メニューの他、盛り合わせもあります。
つけタレは、醤油ダレ、温泉水を使ったポン酢、レモンだれの3種類
さらに、青唐辛子をハサミで刻んでタレに入れるとタレの味を邪魔せず、
辛味をプラスできます。
谷口さんが、ペアリングでオススメしたのは、「白岳」のソーダ割と、様々な焼肉です。
焼肉の脂をすっきり流してくれます。
【直球カルビ 秘伝漬け】(780円)
150gでボリューム満点。
秘伝のたれに、肉と野菜をもんで出てきますので、目の前の七輪で焼きます。
肉の形を整える時に、端の部分を大きめに分厚くカットしたものです。
全く端の部分とは思えない大きさで、佐賀牛をお得に楽しめます。
様々な部位があり、時には希少部位が混ざっていることも。
この日は、赤身やロースも入っていました。
赤身は、肉の味と旨味がしっかりあり、脂があっさりしています。
白岳のソーダ割が、脂をすっきり流してくれてぴったりです。
【直球ミックスホルモン盛り】(980円)
国産のホルモンの4種盛り合わせです。
和牛のレバー、上ホルモン(大腸)、ハツ、赤センマイが入っていて、厚めにカット。
レバーは、甘味を感じて食べ応えがあります。
上ホルモン(大腸)は、脂がプリプリ。
ハツは、ステーキのような感じで、弾力がありました。
もう、白岳のソーダ割が、ガンガン飲めます。
【赤センマイ】(680円)
なんと、20cmくらいの一本焼き。
内側を先に焼いて、外側をさっと炙ります。
隠し包丁も入っていて、柔らかく食べやすいです。
噛めば噛むほど味が出て、白岳のソーダ割との相性も良いです。
このボリュームでこの値段は安いので、売り切れてなければ頼むべし。
【名物 銀しゃり】(大300円、中250円、小200円)
大で300gあり、「日本昔ばなし」のようなこんもりした御飯が出てきます。
御飯も白岳も原材料は米ということで、合うはず!
肉、御飯、米焼酎のトライアングルは、完璧に調和していました。
御飯と米焼酎が合うという新しい発見ができました。
来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。