#skooponsomebody この回をもう一度聴く!
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内(無料)とプレミアム会員の方が聞くことができます)
毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手は香月千鶴です。
今回お迎えしたゲストはSkoop On Somebodyのお二人です。
KO-ICHIROさんとTakeさん、スッと肩の力の抜けた大人の魅力を振りまきながら登場のお二人。とってもセクシー。写真を見ればおわかりの通り、香月お二人の間でニッコニコです。
今年2月にデビュー20周年を迎えたSkoop On Somebody。
2月にはJZ Brat Sound of Tokyoで7日間にわたるライブを行い、3月からはメンバー2人(+マネージャーさん)のみで、あまり訪れたこと無い場所を中心に全国20箇所24公演の「Coming 2 you」ツアーを行ったばかり。
その経験はとても感慨深かったようで、20周年を迎えるにあたって改めて「ありがとうしかない」と一言。
「体力的にも大丈夫かな?なんて思っていたんですけど、土地土地でのファンの皆さんがまたエネルギーをくれるんですね(Take)」
「自分たちの記念なんてちょっとこそばゆい。だけど今まで行けていない場所にライブに行ってファンの皆さんに会って本当に感慨深いです(KO-CHIRO)」
20周年を迎えてまた新たな決意を新たにしたお二人です。
そんなSkoop On Somebodyの20周年記念の5年半ぶりとなるシングルは5月24日に発売された「Every Kiss, Every Lies」。
このシングルなんといっても話題は、お二人が尊敬してやまない先輩、久保田利伸さんの提供曲です。
Skoopのお二人も様々なアーティストに楽曲を提供する側でもありますけど、久保田さんに曲をもらうときにはちょっと驚いたそう。
ポンと3曲のしっかり作り込まれたデモテープを渡されて「好きな曲選んでいいよ」。で、悩みに悩んで選んだ曲も「スキに遊んじゃって!」と言われたそうです。さすが久保田利伸さん、提供の仕方もファンキー。
「逆にプレッシャーですよね」とお二人苦笑い。
そんな共同作業を経て出来上がったのは久保田節全開でなおかつSkoop On Somebodyの真骨頂とも言える極上のミディアムバラード。見事なコラボレーションとなりました。
さらに番組ではこの最新シングルについてお二人が詳しく聞きどころを解説してくれました。
まずは「ブレスに耳を済ませて欲しい」とのこと。
「歌は声を出す前の息(ブレス)こそがパッションだと思っているので、ここに注目すると感じ方がまた変わってきますよ」
Takeさんからは「KO-ICHIROさんが久保田さんのデモにはなかった意外なドラムのフィル(オカズ)が入っているのを聞いて「キタ!」と手応えを感じたそう。
さらにふんだんに隠されたソウル・ミュージックへのオマージュ。
ひとつだけ。The Isley Brothersの名曲「Summer Breeze」からの引用もあったりして、探してみてくださいね。
さらにレコーディングの仕上げ工程の一つミックスダウンのお話。
今回は特に「3D」の音作り を心がけているので、良い音の環境で少し大きめの音で聞けば、ボーカルを中心に取り囲むように配置されたそれぞれの音が際立ってくるんだそうですよ。
20周年にふさわしい聞き所満載の新曲。
「だけど、(Skoop On Somebodyの音楽は)KO-ICHIROが弾いてTakeが歌っちゃえば自然とこうなっちゃいますから。みなさんもあまり考えずに揺れて欲しいですね」
さて、そんなSkoop On Somebodyのライブ。
福岡でも間もなく。
「今回はフルバンドでよりファンキーにトロットロにとろけるようなステージにしますよ」と、意欲を語ってくれました。
こちらも楽しみ。
Skoop On Somebody 20th anniversary LIVE Vol.3
2017年7月2日(日)
イムズホール
Skoop On Somebody Official Website (外部リンク)
落ち着いた雰囲気とすごーく心地よい空気の中でお話してくれたお二人。それでいて随所に茶目っ気たっぷりのやりとりもあって、音楽そのままにとっても素敵な時間をすごしちゃいました。
またSkoop On Somebodyの音楽、聴きたくなりますよね。
次回6月24日は、サラ・オレインさん をお迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。