白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 10月4日

食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?

今週は、「酒肆 野一色」です。

「酒肆 野一色」

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福岡市中央区春吉3丁目26-27 春好六番町2F
092-791-8972
営業時間 1800-24:00 (24時入店OK)
定休日 日曜日

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春吉にある、和食料理屋です。
店主の野一色さんは、大阪の割烹料理や、
福岡の久岡家、タイ料理のお店などで修業し、独立。
この道20年。
お酒のアテ定番料理から、ちょっと面白いものまで揃って、
本当にお酒を楽しめるお店です。

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店主の野一色さんにお話をお伺いしました。

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コンセプトは、居心地の良いお店。
旬の魚、野菜、肉などを揃え、様々な料理とお酒を楽しめます。
また、器にも凝っていて、気に入ったらすぐに買ってしまうそうです。
磁器より焼物が多く、重ねられないので大変だとのこと。

人気メニュー
(価格は全て税別価格です。また、仕入れ、人数により時価となります。)

【くじら入り刺身の盛り合わせ】(1人前2500円)
また、季節ものだと、姪浜市場であがる天然車海老
シャコ、渡り蟹(特にオス)などが良いそうです。

それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。

【くじら刺し盛り合わせ】1800円)
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この日は、ベーコン、うね(あごした)、さえずり(タン)、胃袋の盛り合わせでした。
ポン酢、醤油、卸生姜、青唐辛子が出てくるので、お好みで。
ベーコンはとても大きくて、良いものでした。生姜醤油でどうぞ。
うねは、ポン酢で。脂がありますが、すっきりした脂でしつこくありません。
さえずりもポン酢で頂きました。
胃袋は歯ごたえが良く、クセがありません。
牛のミノより脂が強いです。これは生姜醤油が合います。

これに合わせたのが、「白岳しろ」ソーダ割
脂が強い部位でも、すっきりさせてくれます。


【おつまみ盛り合わせ】1500円)
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この日は5点盛りでした。
シャコはオスメス両方が揃っていて、立派な大きさです。
メスはしっかり卵を抱いていました。
なんと、「シャコをゆがいたダシ汁」もありました。
水、料理酒、薄口で下茹でしたものに、
さらにシャコの殻を加えて炊きなおしています。
皆が捨てているものですが、これがびっくりするくらい美味しいです。
香ばしさも感じます。
小鰯の梅煮は、大阪湾で獲れる「金太郎イワシ」を梅干しと一緒に炊いて、
骨まで柔らかくし、表面だけ少し炙っています。
和辛子と一緒に食べるのですが、脂がのって美味しいです。
つぶ貝の旨煮は、とても炊き方が上手で、柔らかでした。
親子巻きは、鶏のひき肉を甘辛く炊いて、三つ葉と一緒に卵で巻いたもの。
そぼろの味もして、1つで2度美味しい一品です。

これに合わせたのが、「白岳しろ」ロック
淡泊なシャコには、ガツンとくる米焼酎の味で迎え、
小鰯の梅煮の脂にも良く合います。
どの料理の特徴も活かしてくれる飲み方でした。


【松茸と鱧の土瓶蒸し】2500円)
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名残の鱧と、走りの松茸を組み合わせた、いわゆる出会い物です。
取材した時に、なんと、北海道からの国産松茸が初入荷でしたので、頂きました。
新銀杏も入っていて、これも出会い物になります。
蓋を開けた時に立ち昇る松茸の香りがなんとも言えません。
ダシも美味しく、最低限の味付けにし、松茸と鱧の良さを引き出しています。
香りを楽しむ、日本食ならではの一品です。
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これに合わせたのが、「白岳しろ」お湯割り
温かい米焼酎で、料理のうまさを倍増させてくれました。


いかがですか?


来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。