食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」。
米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
今週は、「串かつ 千寿」です。
「串かつ 千寿」
福岡市中央区渡辺通2-9-11 ONOHARAビル 1階
092-711-1194
営業時間 18:00?25:30 / 日曜 24:00まで
店休日 火曜日
http://www.sensu2011.com/
渡辺通の1本裏手、渡辺通郵便局の近くにある、
大阪・新世界流の串かつ屋さんです。
内外装とも清潔感があり、油臭くもなく、さっぱりして、
いつもカウンターは人でいっぱいです。
店主の榊さんは、大阪の調理学校在学中に、
新世界「八重勝」の味に惚れこみバイト。
卒業後、そのまま「八重勝」で7年修行した後、
福岡に帰り、この店をオープンしました。
大阪風のさらっとしたソースを大阪ならではの串かつにたっぷりつけて食べます。
もちろん、2度漬け禁止です。
大阪の串かつは、ソースをたっぷりつけるので衣が厚めですが、
パン粉は目の細かいものを使っています。
現在は、40?50種類ほどの串かつがあります。
1番人気は、「店主おまかせ串かつ 八本コース」(1530円税別)です。
その中で、榊さんが、「白岳」とのペアリングでオススメしたのは・・・
【店主おまかせ串かつ 五本コース】(1000円税別)
内容は日替わりです。
この時は、砂ずり旨塩揚げ、牛肉、海老、
トウモロコシ、スナップえんどう豚チーズ巻きが出ました。
これと、ジョッキで出てきた「白岳ソーダ割」と合わせました。
牛肉 : 衣が溶けていく感じ。すっと脂を流してくれて、すっきりします。
トウモロコシ : サクサク。トウモロコシの甘味とソーダ割も合います。
海老 : 大振りでジューシー。すっきりした串かつで、米焼酎は邪魔をしません。
スナップえんどう豚チーズ巻き
様々な食感を楽しめます。チーズと米焼酎の相性はホントに良いです。
砂ずり旨塩揚げ : 衣なしで、余分な脂も落ちて、マンゴーカットで食べやすいです。
肉の旨味とソーダ割の刺激の組み合わせは良いです。
【ごまかんぱち】(680円税別)
自家製の胡麻醤油は塩辛くなく、胡麻の風味と山葵の風味が良いです。
これに合わせるのは、「白岳水割り」。
水割りは、ソーダ割と全く味が変わります。
水割りのほうがクセがないので、刺身には合います。
【水なすの浅漬け】(550円税別)
有名な大阪の泉州茄子を1個丸ごと使った浅漬けです。
自家製のタレに漬けこんでいて、さっぱりした、メロンのような味。
醤油ともろみがあるので、お好みで。
これに合わせるのは、「白岳ロック」。
さっぱりした浅漬けには、あえてどっしりした味で合わせるのがポイントです。
来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。