#夜の本気ダンス この回をもう一度聴く!
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内(無料)とプレミアム会員の方が聞くことができます)
毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手はちん。です。
今週のゲストは「夜の本気ダンス」からギター/ボーカルの米田貴紀さん、ドラムスの鈴鹿秋斗さん。
バンド名の通りロックでみんなを躍らせる今注目の京都発のロックバンドです。
4月に発売された「SHINY E.P.」と全国ツアー、フェスに加えてニューシングルの発売も控えているという大忙しの皆さん。
8月9日発売の「TAKE MY HAND」は7月からのフジテレビ系木曜ドラマ「セシルのもくろみ」のテーマソングを含む強力盤。
「ポップな『SHINY』とは真逆の、衝動的で研ぎ澄まされたナンバーになってます」
と、手応えも十分のようです。
そんなお二人が、自らピックアップしてくれた1曲は、発売中の「SHINY E.P.」から「SHINY」。
お二人自らその楽曲の秘密について解説してくれました。
テレビアニメ「境界のRINNE」のテーマソングでもあるこの曲。バンド史上最もポップなナンバーです。
「初めてのアニソンでもあるので自分たちの音楽の中でも一番ポップな部分を意識しながら、間口の広い踊れるナンバーを意識した」と語る米田さん。
どんな楽曲でも「踊る」ことが基本でブレることのない夜ダンの音楽、とりわけリズム、テンポに関してはかなりのこだわりがあるようです。
この「SHINY」でのポイントは「エイトビート」。
ロックの王道中の王道のリズムが8ビート。
あらゆるビートを取り組みつつ、常にグルーヴィーな音楽を作り続ける夜の本気ダンス、意外とこの王道の8ビートのナンバーは多くありません。
「(ロックのど真ん中である)エイトビートは以前からキチンと取り組みたいなと思っていて」その上で「エイトビートにも色々ありますから」。
今回はなかでも思わず体を動かしたくなる「ハネるエイトビート」にチャレンジ。
はて、「ハネるエイトビート」とは?
曰く「リズムはエイトビートだけど16ビートを感じつつ演奏するというか」
大雑把にいうとファンク、ディスコ、テクノなどダンスミュージックで使われることも多い疾走感やノリのあるビートが16ビート。
そのあたりはリズムの要、鈴鹿さんが補足してくれました。
「(パッと聞けばエイトビートそのものに聞こえるけれど)単純なリズムの繰り返しではなく、曲の前半後半、部分部分でも基本のビートの中に細かく変化をつけることで加速感を出したり、よりダンサブルに仕上げていったんです」
「もとよりロックは踊れるもの」と強く言い切る夜の本気ダンス、この親しみやすく爽やかで疾走感あふれるナンバーにも踊らせる仕掛けに腐心していることがよーくわかりますね。
そんな夜の本気ダンスの音楽を一番楽しめるのはやっぱり生。
福岡でのライブは先日終わったばかりですが、山口の「WILD BUNCH FEST」の20日分で登場予定です。ぜひ一度、体験してみたいですねえ。
"WILD BUNCH FEST. 2017"
8月19日(土)20日(日) (夜の本気ダンスは20日の出演です)
山口きらら博記念公園WILD BUNCH FEST. 2017 ワイルドバンチフェス (外部リンク)
スタジオでは静の米田さん、陽の鈴鹿さんといった感じで見事なコンビネーション。
「こうやって分析しながら曲作ってるわけじゃないので、自分でも面白いです」なんて言いながら、しっかり音世界をひも解いてくれました。
でも、一人一番ハシャでいるのはちん。だったりして、今となってはちょっとお恥ずかしいです。単なるミーハーですねえ、はい。
番組終了後もしばらく音楽の話は続きました。とさ。
夜の本気ダンス 公式サイト (外部リンク)
次回7月15日は、SINSKE さんをお迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。