7月29日のゲストはGLAYのHISASHIさんです。

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毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手は香月千鶴です。

今回お迎えしたゲストはGLAYのHISASHIさん。

デビューして23周年、日本のロックシーンで立ち止まることなく走り続けてきたGLAYの中でも、昨今は特に声優やアニソン系のシンガーへの楽曲提供やプロデュースなど幅広い活躍を見せているHISASHIさん。

優しげな顔でずーっと微笑みながら、大好きな車の話(無類の車好きだそうですよ)などからスタートです。

#GLAY この回をもう一度聴く!→ http://bit.ly/GLAY_ONAIR
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内(無料)とプレミアム会員の方が聞くことができます)

GLAYと言えば2年半ぶりとなる待望のNEWアルバム『SUMMERDELICS』が7月12日に発売されました。

「この2年半の出会いや経験が曲になって(こうやってアルバムという形になると)、改めて色々思い出しますねえ」と、感慨深そうなHISASHIさん。

メンバー全員がそれぞれ作詞作曲した楽曲が収録され、これまで以上にバラエティに富んでこのアルバム。

特にここ数年様々な形での進化を遂げているGLAYの新しい魅力がギュっと詰まっています。

その中でもとりわけ異色で、このアルバムの新しさを印象づけているのが1曲めのHISASHIさん作の「シン・ゾンビ」。

いきなり「太鼓の達人」が始まっちゃうインパクト抜群のこの曲。
今回はHISASHIさん自らその楽曲について紐解いていただきました。

2016年のシングル「G4・IV」収録の「彼女はゾンビ」のリメイクであるこのナンバー。

「彼女はゾンビ」の続編で今回は彼女=ゾンビ側の視点で歌詞を書いてみようと取り掛かったそうです。

もともと楽曲に擬音を入れるのが好きなHISASHIさん。  
今回の楽曲は「音ゲーのパイオニア『太鼓の達人』だ」とひらめいて「太鼓の達人」の太鼓の音をサンプリングして曲に入れてみたところ、
「こうなると(『太鼓の達人』のキャラクター)どんちゃんの声も欲しいなあ」となり、実際に声をアテている声優のならはしみきさん(クレヨンしんちゃんのみさえでもおなじみ)にいきなり依頼してレコーディング、ここまでやったなら「じゃあ太鼓の達人がはじまるように」とどんどんアイディアが広がってできあがったそうです。

この他にもあちこちに遊びやオマージュがたっぷり仕込まれて、結果、もともとアニメ、特撮、ネットカルチャーなどにも造詣が深いHISASHIさんならではの、遊び心満載でちょっぴり切ない一曲ができあがりました。

でもこの曲を一番最初に持ってくるGLAYというバンドが一番凄いのかもしれませんね?

実際にこの「シン・ゾンビ」は8月からコラボとして「太鼓の達人」でプレイできるようになるそうですよ。こちらも楽しみです。

そして、このアルバムを引っさげて全23公演23万人を動員する大型アリーナツアー『GLAY ARENA TOUR 2017 "SUMMERDELICS"』がこの秋に開催です。

「今回のアルバムからはもちろん、おなじみの曲もたくさんやるつもり。最近ライブに来てないな~って人も楽しめるライブにしますよ!」

これは見逃せませんね。

GLAY ARENA TOUR 2017 "SUMMERDELICS

11月25日(土)26日(日)『マリンメッセ福岡』
詳しくは公式WEBで
http://www.glay.co.jp/ (外部リンク)


GLAYのHISASHIさんをお迎えしてお送りした今回の音解。
ひょうひょうとした雰囲気でニッコリ笑いながら、音楽のみならず幅広い趣味と知識に裏打ちされたお話が楽しくて、ホントにあっという間でした。

ありがとうございました!

 

次回8月5日は、LOVE PSYCHEDELICOを迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。