食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」
米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
現在は、「家庭で作れる、米焼酎と合う一品メニュー」の
レシピをご紹介しています!!
今週も、中央区平尾にあるバルババのオーナーシェフ、
馬場さんに教えてもらった「お家でスペインバル」です。
バルババは、スペイン料理と和食のエッセンスが融合したお店です。
和食の名店での修行の経験もある、オーナーシェフの馬場さんは、
スペイン料理に和の技法をプラスし、日本人の口に合う料理を提供しています。
今日のレシピは・・・・ 「バスクチーズケーキ風トースト」!!!
バスク地方にある、スペインとフランスの国境の町
サンセバスチャンで食べられている、
外側を真っ黒に焦がした、濃厚なベイクドチーズケーキです。
サンセバスチャンの「ラ・ビーニャ」というバルで作られたレシピで、
世界中からこのバルのチーズケーキ目当てに、美食家達が集まります。
最近では、日本でも流行っているので、各コンビニもこぞって商品化していますね。
デザートですが、濃厚なチーズの味を楽しめるので、米焼酎のアテにもピッタリです。
本来ならケーキ型にはめて、オーブンでじっくり焼くのですが、
より手軽にできるようにアレンジしたレシピを紹介します。
器替わりにしたパンが、タルトみたいになって美味しいですし、
簡単で、15分ほどで出来上がります。
「バスクチーズケーキ風トースト」
◆材料
クリームチーズ 100g
砂糖 40g
生クリーム 100ml
卵 1個
食パン((一斤を4枚切りほどの)厚切りした食パン2枚分で、
両端(焼き色のついた茶色く固い部分)を使う)
◆作り方
1) ボウルにクリームチーズと砂糖を入れます。
2) 生クリームがダマにならないように混ぜながら、3回に分けて入れます。
3) なめらかになったら、卵を落とし入れて、さらに混ぜます。
4) 食パンは、ケーキ型の器にします。
ミミ以外の表面をスプーンを使ってくぼみを作ります。
食パンの白い部分、半分くらいの深さです。
穴が開かないように注意してください。
そこに 3)の材料を流し込みます。
5) トースターで、10分焼きます。
オーブンに場合は、200度で、15分です。
10分くらいすると、表面が焦げだしてきます。
様子を見ながら、お好みの焼き具合に仕上げて下さい。
表面の苦味が、お酒やコーヒーによく合うとされていて、
本場スペインではしっかり表面を焦がします。
4分の1にカットすると食べやすいです。
出来上がり直後は、生地がトロッと流れて、美味しいです。
粗熱が取れた後に冷蔵庫で冷やすと、生地が固まり、
濃厚なチーズの味わいを楽しめます。
◆バルババ流の応用
生地の中に、金しろ、銀しろ、甘めのシェリー酒などを
少量香り付けに加えると、大人のスイーツになります。
いかがですか?
今回ご紹介した「バスクチーズケーキ風トースト」に合わせる、
謎のアジア人が思うベストペアリングの飲み方は・・・・
金しろ、銀しろのロックです。
スペインでも、中に入れているお酒と合わせるそうです。
これは、かなりおいしいので、ぜひトライしてみて下さい。
皆さんも色々試して、ベスト・ペアリングを発見して下さい。
来週も、米焼酎とペアリングする、家庭で作れる一品を紹介していきます。
お楽しみに。