白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 5月22日

食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。

現在は、「家庭で作れる、米焼酎と合う一品メニュー」
レシピをご紹介しています!!
今週も、中央区平尾にあるバルババのオーナーシェフ、
馬場さんに教えてもらった「お家でスペインバル」です。

バルババは、スペイン料理と和食のエッセンスが融合したお店です。
和食の名店での修行の経験もある、オーナーシェフの馬場さんは、
スペイン料理に和の技法をプラスし、日本人の口に合う料理を提供しています。

今日のレシピは・・・・ 「バスクチーズケーキ風トースト」!!!
バスク地方にある、スペインとフランスの国境の町
サンセバスチャンで食べられている、
外側を真っ黒に焦がした、濃厚なベイクドチーズケーキです。
サンセバスチャンの「ラ・ビーニャ」というバルで作られたレシピで、
世界中からこのバルのチーズケーキ目当てに、美食家達が集まります。
最近では、日本でも流行っているので、各コンビニもこぞって商品化していますね。
デザートですが、濃厚なチーズの味を楽しめるので、米焼酎のアテにもピッタリです。
本来ならケーキ型にはめて、オーブンでじっくり焼くのですが、
より手軽にできるようにアレンジしたレシピを紹介します。
器替わりにしたパンが、タルトみたいになって美味しいですし、
簡単で、15分ほどで出来上がります。

「バスクチーズケーキ風トースト」

◆材料
クリームチーズ 100
砂糖 40
生クリーム 100ml
卵 1
食パン((一斤を4枚切りほどの)厚切りした食パン2枚分で、
両端(焼き色のついた茶色く固い部分)を使う)

◆作り方
1) ボウルにクリームチーズと砂糖を入れます。

2) 生クリームがダマにならないように混ぜながら、3回に分けて入れます。

3) なめらかになったら、卵を落とし入れて、さらに混ぜます。

4) 食パンは、ケーキ型の器にします。
ミミ以外の表面をスプーンを使ってくぼみを作ります。
食パンの白い部分、半分くらいの深さです。
穴が開かないように注意してください。
そこに 3)の材料を流し込みます。

5) トースターで、10分焼きます。
オーブンに場合は、200度で、15分です。

10
分くらいすると、表面が焦げだしてきます。
様子を見ながら、お好みの焼き具合に仕上げて下さい。
表面の苦味が、お酒やコーヒーによく合うとされていて、
本場スペインではしっかり表面を焦がします。

4分の1にカットすると食べやすいです。

出来上がり直後は、生地がトロッと流れて、美味しいです。
粗熱が取れた後に冷蔵庫で冷やすと、生地が固まり、
濃厚なチーズの味わいを楽しめます。

◆バルババ流の応用
生地の中に、金しろ、銀しろ、甘めのシェリー酒などを
少量香り付けに加えると、大人のスイーツになります。


いかがですか?
今回ご紹介した「バスクチーズケーキ風トースト」に合わせる、
謎のアジア人が思うベストペアリングの飲み方は・・・・

金しろ、銀しろのロックです。

スペインでも、中に入れているお酒と合わせるそうです。
これは、かなりおいしいので、ぜひトライしてみて下さい。
皆さんも色々試して、ベスト・ペアリングを発見して下さい。

来週も、米焼酎とペアリングする、家庭で作れる一品を紹介していきます。
お楽しみに。