白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 5月15日

食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。

現在は、「家庭で作れる、米焼酎と合う一品メニュー」
レシピをご紹介しています!!
今週も、中央区平尾にあるバルババのオーナーシェフ、
馬場さんに教えてもらった「お家でスペインバル」です。

今日のレシピは・・・・ 「スパニッシュオムレツ」!!!
スペインでは、「トルティージャ」の名前で親しまれる、
丸くてふっくら分厚いオムレツでバルの定番メニューです。
その中でも、「ジャガイモと玉ねぎのトルティージャ」が定番ということで、
そのレシピを紹介します。
プロのコツ満載なので、よく聴いて下さい。

「ジャガイモと玉ねぎのトルティージャ」
◆材料
玉葱 1/2個
ジャガイモ 2個
卵 3個
オリーブオイル 適量
塩胡椒

◆作り方
1) 玉葱を包丁で薄切りします。

2) ジャガイモは、皮をむき、5ミリほどの銀杏切りにします。

3) 玉葱とジャガイモに塩胡椒をふり、フライパンにオリーブオイルをひき、
10分間ほど、弱火で火を通します。
この時のオリーブイルの量がポイントです。
「炒める」というより、多めのオイルで「煮る」という感覚にすると、
ジャガイモがホクホクになり、スペインオムレツ感が一層増します。

4) その間に、ボウルに卵3個を割り、塩胡椒を振り、しっかりかき混ぜます。

5) ジャガイモが煮崩れるくらいになったら、ザルに移し、油を落とします。

6) 玉葱、ジャガイモを、卵が入ったボウルに入れ、かき混ぜます。

7) フライパンは、15cmほどの大きさのものを用意してください。
あまり大きいと、オムレツに厚みがでません。

8) フライパンにオリーブイルをひき、温まったら、ボウルの中身を投入します。

9) 最初は3、4回、大きくかき混ぜ、縁はヘラなどを使ってキレイに成形します。

10) 形が整ったら、蓋をして、弱火で5分ほど焼きます。
コツは、とにかく弱火でゆっくり焦らず焼く事です。

11) ここでオムレツをひっくり返すのですが、
スペインのオムレツ職人は、片手でポンっと上げてひっくり返します。
しかし、失敗するとコンロが悲惨な状況になるので、オススメしません。
ご家庭でする場合は、フライパンよりも大きな皿で蓋をし、
ひっくり返してオムレツを皿の上にのせ、フライパンの上で、
ゆすりながら、皿からフライパンへゆっくりとスライドしてあげると良いです。

12) この片面は、弱火で3分ほど焼きます。
良い焦げ目がついたら出来上がりです。
中が半熟のトロトロなものから、しっかり火を通したものまで、仕上がりはお好みで。

◆バルババ流の応用
アレンジとしては、この基本のオムレツに様々な具材を足していきます。
イワシとジャガイモは相性抜群なので、オイルサーディンを入れても美味しいです。
ズッキーニやマッシュルームもよく見ます。
特に具材の定義はなく、スペインでは店によってレシピが違うほどです。
何でも入れてしまって下さい。


いかがですか?
今回ご紹介した「トルティージャ(スペイン風オムレツ)」に合わせる、
謎のアジア人が思うベストペアリングの飲み方は・・・・

ジャガイモなどが入って味がしっかりしているので、
がっつりと受け止めておつまみにされたい方は、金しろのロック

サラ?っと飲みたい方は、銀しろのソーダ割(ギンハイ)が合います。

こうして2通りの飲み方ができるのも、米焼酎「白岳」ならではの、
癖がなく、食中酒に向いていると言われている所以です。
皆さんも色々試して、ベスト・ペアリングを発見して下さい。

来週も、米焼酎とペアリングする、家庭で作れる一品を紹介していきます。
お楽しみに。