食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」
米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
「家庭で作れる、米焼酎と合う一品メニュー」のレシピをご紹介します!!
今回は、「Da fuchigami HAKATA」の渕上シェフに教えてもらった
「お家で簡単イタリアン」です。
今日のレシピは・・・・「ペッシェクルード」!!!
「生魚」という意味の料理です。
日本では「カルパッチョ」という名前で知られていますが、イタリアでは本来、
「カルパッチョ」とは、生の薄切りの牛肉やたたいた生の牛肉を指します。
正式には、「カルパッチョ ディ マンゾー」という料理です。
野菜のルコラや削ったパルミジャーノをのせたり、
レモンを絞ったりして食べられています。
これが、日本で生魚の刺身をイタリア風にアレンジした事で、
現在では「カルパッチョ」が、「魚の刺身のイタリア風」と認識される様になりました。
材料(それぞれお好みで適量)
生魚(好きなもので大丈夫です)
エキストラヴァージンオリーヴオイル
レモン
イタリアンパセリ
その他は、お好みで
作り方
とてもシンプルです。
1) 適度な厚さ、大きさに切った生魚を皿に並べます。
2) エキストラヴァージンオリーヴオイルとレモン、
イタリアンパセリを刻んだものをかけるだけ。
魚は、何を使っても自由。
鮮魚店やスーパーで売っているお刺身用の新鮮な白身魚、
例えば今だったら、桜鯛と言われている天然鯛も良いです。
スーパーなどで売っているお刺身パックでも良いし、
丸物で買うのであれば、魚の背を上から見て、
厚みのある太ったものを選ぶと良いでしょう。
その他、海老、タコ、今から出てくる岩ガキなんかもOKです。
今回は、それにひとひねりして、
さっぱりと切れ味と旨味を感じる白岳とのペアリングをさらに良くします。
「ペッシェクルード」に、
●細切りにしたトマト、パセリ(または、イタリアンパセリ)のみじん切りを加える
ほのかな苦味や香りを足せます。
●たたきめかぶや、アンチョビ加える
磯の香りが楽しめます。
●黒や緑のオリーヴのみじん切りを加える
コクと風味が増します。
●茹でたり、焼いたりした野菜、葉野菜などを加える
食べ応えが出ます。
●魚が、マグロやカツオなどの赤身の場合
ニンニクパウダーやニンニクチップを使うと、お酒のおつまみ感が増します。
いかがですか?
ちなみに私が思う、これに合う飲み方は、・・・
●白身の魚の場合、「白岳」のロック。
●トマトや野菜を加えた場合は、「白岳」のソーダ割り。
●たたきめかぶなどを加えて磯の香りを出した場合は、「白岳」のお湯割り。
皆さんも色々試して、ベスト・ペアリングを発見して下さい。
来週も、米焼酎とペアリングする、家庭で作れる一品を紹介していきます。
お楽しみに。