白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 4月24日

食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。

今日も、「家庭で作れる、米焼酎と合う一品メニュー」のレシピをご紹介します!!
今週も九州イタリア協会会長、「Da fuchigami HAKATA」の
渕上シェフに教えてもらった「お家で簡単イタリアン」です。

今日のレシピは・・・・「ジェノヴェーゼソース」!!!

「ジェノヴェーゼソース」は、きっと皆大好きなはず。
アラカルトのあるイタリアンレストランでは、欠かせないメニューです。
バジル(イタリアンでは「バジリコ」)の旬は真夏で、
あの強い日差しの下、香りの強いバジルは育ちます。
しかし、現在はハウス栽培が主体で、通年、スーパーなどには並んでいる食材です。
「ジェノヴェーゼソース」の正式名称は、「ペスト・デイ・ジェノヴェーゼ」。
イタリア語で、「リグーリア州ジェノヴァ地方のソース」という意味になります。
イタリア人は「ジェノヴェーゼ」と略さず、「ペスト」と略すそうです。
皆さんご存知のように、パスタソースとして使われ、
本来は、「リングイネ」と呼ばれる切り口が楕円形のロングパスタに、
ジャガイモやインゲンと一緒に和えて食べることが多いです。
それを今回は、おつまみソースとして提案します。

「ジェノヴェーゼソースは、売ってるし!」と思う方も多いでしょう。
しかし、渕上シェフ曰く、香りが格段に違うそうです!
とても作り方は簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください。

◆材料(基本)
バジルの葉 50
ニンニク  15
松の実   15
パルミジャーノ・レッジャーノ 20
エキストラヴァジンオリーブオイル 150

バジルとパルメジャーノの分量は守ってください。(ケチらないことがポイント)
その他の分量は、あくまでも目安なのでお好みでアレンジしてください。
ニンニクは味を引き締めてバジルの色を鮮やかにし、松の実はコクを出します。
オリーブオイルはまとまりを生みます。

◆作り方
1) バジルは熱に非常に弱く、すぐに黒くなるため、
予めミキサーと材料は冷蔵庫で冷やしておきます。

2) バジルに汚れが付いている場合は、サッと洗い流すか拭き取り、
葉に付いている茎も取り除き、葉だけにします。

3) 全ての材料をミキサーに入れて撹拌すると、出来上がりです。

◆保存方法
変色を防ぐため、素早くタッパー等の容器にジェノベーゼソースを移し、
その上からエキストラバージンオイルで蓋をするように流し入れます。
これで3日程保存できます。

◆使い方

●様々な食材と和える場合は・・・
基本の「ジェノヴェーゼソース」を、お好みでアレンジしてください。
アンチョビ、プチトマトを加えるのも良いです。

●和える食材は・・・
海老、タコなどのシーフードや、ジャガイモ、インゲンなどの野菜にも合います。

モッツァレラチーズと和えて、スライスしたバゲッドに乗せて食べても良いです。

和風な食材である「冷奴」に、塩、オリーブオイルをプラスして、
この「ジェノヴェーゼソース」をかけても良いです。
焼き豆腐も合います。

今が旬のタケノコを使い、「合馬のタケノコ・ジェノベーゼソース」も良いです。
謎のアジア人曰く、「フライドポテト、コンニャクも合う」とのこと。

いかがですか?

ちなみに謎のアジア人が思う、「ジェノヴェーゼソース」に合う飲み方は、・・・

●「白岳しろ」のソーダ割りか、「ギンハイ(銀しろハイボール)」

●モッツァレラチーズなどのチーズ系の場合は、「金しろ」のロックもオススメです。

白岳のまろやかな味わいに、キリッと芳香な香り、
そして、旨味たっぷりのバジル料理とのペアリングは、たまりません。
「ステイホーム」のこんな時でもきっと、「地中海の風」を感じられると思います。

皆さんも色々試して、ベスト・ペアリングを発見して下さい。

来週も、米焼酎とペアリングする、家庭で作れる一品を紹介していきます。
お楽しみに。