食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」
米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、「家庭で作れる、米焼酎と合う一品メニュー」のレシピをご紹介します!!
今週も九州イタリア協会会長、「Da fuchigami HAKATA」の
渕上シェフに教えてもらった「お家で簡単イタリアン」です。
今日のレシピは・・・・ 南イタリア、ナポリの伝統料理
「トマトとバジルソースのアンジェロッティ」!!!
これは、揚げたピッツァになります。
揚げピッツァにも色々なものがあり、
「ゼッポリー二」は、イタリアでも大変珍しい、
海藻を使った揚げたピッツァです。
「パンツェロッティ」は、ソースや具材を生地にのせ、
半月状に折りたたんだ揚げピッツァです。
そしてこの「アンジェロッティ」は、海藻を使わず、
お団子くらいの大きさに丸めたり、
スティック状にして揚げたピッツァをフレッシュなトマトや
エキストラヴァージンオリーヴオイルと和えたものです。
「トマトとバジルソースのアンジェロッティ」は、生地、ソースを作り、
最後に合わせて仕上げます
◆材料(生地)
薄力粉 50g
強力粉 70g
ぬるま湯 70cc
ドライイースト 5g
塩 1つまみ
エキストラヴァージンオリーヴオイル 適量
◆作り方
1) 薄力粉、強力粉を合わせて、ボールに入れます
2) ボウルの中央にくぼみを作り、ぬるま湯、ドライイーストを入れます
3) まとまったら塩を加え、よくこねてひと塊りにします
4) 表面にエキストラヴァージンオリーヴオイルを塗り、ラップをかけます
5) 暖かい場所で1時間ほど休ませると生地ができあがります
◆材料(あわせるソース)
ミニトマト(4等分にしたもの)
バジル(ちぎったもの)
エキストラヴァージンオリーヴオイル
塩
胡椒
◆作り方
ミニトマト、バジル、エキストラヴァージンオリーヴオイル、
塩、胡椒をボウルで合わせます
◆仕上げ
1) ピッツァ生地は、小さじ1くらいの量にちぎります(揚げると膨らむので、小さく)
2) ちぎったピッツァ生地を、180度の油で揚げます(油をしっかり切ること)
3) 油を切ったピッツァ生地を、ソースのボウルに入れ、よく和えます
4) 皿に盛り付け、ボウルに残ったソースも全てかけます
この時に、エスプレッソパウダーやコーヒーパウダーを軽く振りかけると、
白岳とのペアリングに二重丸です
◆応用
ピッツァ生地を多めに揚げて、チーズをかけたり、
炒めたキノコ、生ハム、ニンニクアンチョビと一緒に頂くのも良いです
いかがですか?
今回ご紹介したトマトとバジルソースの「アンジェロッティ」は、
白岳のもつキレと旨味にベストマッチになること間違いなしです。
ちなみに謎のアジア人が思う、
これに合わせるベストペアリングの飲み方は・・・・
●白岳しろのロック
●銀しろのソーダ割
「アンジェロッティ」のオイリーでコクと酸味のある味わいと、
キレとまろやかさの白岳を一緒に味わうことで、
口の中に旨味のハーモニーが広がります。
エスプレッソパウダーを加えることで、
香ばしさも白岳を際立たせてくれると思います。
超オススメです。
陽気なナポリの街が思い浮かぶような、そしてご家庭で楽しい会話が弾む...
そんな時間になればと思います。
皆さんも色々試して、ベスト・ペアリングを発見して下さい。
来週も、米焼酎とペアリングする、家庭で作れる一品を紹介していきます。
お楽しみに。