食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」。
米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
今週は、「博多海鮮処 しらすくじら明神丸」です
「博多海鮮処 しらすくじら明神丸」
福岡市中央区渡辺通2-6-20 ラクレイス薬院
092-738-8002
営業時間 ランチ 11:00?16:00(L.O.15:30) / ディナー 17:00?23:30(L.O.23:00)
店休日 不定休
磯貝しらすくじらの姉妹店です。
「福ビル」の解体建替工事により、令和元年5月1日に移転オープンしました。
以前のお店の時は、お母さんにインタビューしましたが、現在の女将は娘さんです。
お父さんが、玄界島出身で、今でも親戚の多くが漁業を営んでいます。
ということで、新鮮な魚が直接届くのが特徴です。
(価格は税別です)
【船盛】(小2、3人前1980円、大5、6人前3980円)
もちろん、この店の一番人気です。とてもボリュームがあります。
【胡麻鯖】(680円)
【明太だし巻き】(880円)
【銀ダラみりん】(780円)
磯貝しらすくじら系列では定番とも言える一品です。
西原さんが、ペアリングでオススメしたのは、
「白岳しろ」のロックと、海老を使った一品です。
【名物エビフライ】(2本800円)
とても大振りな海老が2本入ってこの値段は安い!
きめ細かいパン粉は、旨味を閉じ込める程度に薄くつけているので、
海老本来の味を楽しめます。
タルタルソースと胡麻ソースの2種類が出てくるので、お好みで。
胡麻ソースは、すり胡麻を加えたもので、海老の味が際立ちます。
これと白岳しろのロックを合わせましたが、ソースに負けずに焼酎が主張して、
濃い味と濃い味が重なり美味しいです。
まるでスピリッツと合わせているかのような感覚です。
【海老真丈のあんかけ】(680円)
エソのすり身に海老、卵を練って蒸したものです。生麩も一緒に入っています。
仕込みに時間がかかる一品です。
昆布、鰹だしに、アゴだしも入っていますが、アゴの味がしっかりしていて、
まさに博多の真丈。
少し、とろみもついています。
こちらも白岳しろのロックと合わせましたが、先ほどとは違い、
あっさりした味の料理だと、米焼酎の強さは出ずに、程よい感じになります。
「博多海鮮処 しらすくじら明神丸」で、
是非、海老とのペアリングを楽しんでください。
来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。