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MORNING JAM

問題です!

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2025-10-08(水)

日本人が初めてノーベル賞を受賞したのは

戦後間もない 1949年。

湯川秀樹さんがノーベル物理学賞を受賞しました。

この明るいニュースで日本中が大騒ぎ。

国会でもあることが議論され、

ノーベル賞は「特例」として認められました。

今も法律に定められています。

何が定められたんでしょう?

答え:(賞金の)所得税免除

日本人で初めてノーベル賞を受賞したのは1949年、物理学賞の湯川秀樹さん。
彼の研究から「中間子」論はわからなくても、一般市民から皇居までが大騒ぎ。
敗戦間もない日本を熱狂させる出来事となった。

この時、国会で議論になったのが、「賞金」の課税をどうするか、ということ。
結果、「ノーベル基金から、ノーベル賞として交付される金品」については非課税とすることが決められ、法律に明記された。

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2025-10-07(火)

今年、ノーベル賞を受賞した坂口志文さんや、

山中伸弥さん、大隅良典さん、本庶佑さん

中村修二さん など、

ノーベル賞 受賞者の多くが、ノーベル賞より前に

受賞している「賞」があります。

客観的に、何かを集計した結果で選ばれる賞。

どんな基準で選ばれる賞でしょう?

答え:論文が「引用された」数(や重用度)を集計

「物理学」「化学」「生理学・医学」「経済学」の4分野で、毎年、研究論文が「どれだけ引用されたか」を集計した賞が発表されている。
賞は名前は「クラリベイト引用栄誉賞」(以前は「トムソン・ロイター引用栄誉賞」という名前だった)

これまで、463人がこの賞を受賞し、そのうち85人(18.3%)がノーベル賞を受賞している。

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2025-10-06(月)

京都の大覚寺というお寺の中にある、

「大沢池」は、

日本最古の人工の池。

平安時代、嵯峨天皇があることをするために

造らせたものです。

一体、何をするために造った池なんでしょう?

答え:月を見るため

今日は旧暦8月15日、中秋の名月。一年で最も月が美しく見えるとされている。
古来から月を愛でる風習は日本にもあったが、十五夜のお月見が広まったのは平安時代。中国から日本へ伝わり、嵯峨天皇が京都・大覚寺の大沢池(おおさわのいけ)に舟を浮かべて月見を楽しんだことから貴族の間で広まった。大覚寺は嵯峨天皇の離宮で、大沢池は、なんと月見のためだけに造られた日本最古の人口の池。
当時の月見の宴は、空海や橘逸勢(たちばなのはやなり)など高名な文化人や貴族を招いて、華やかなサロンのような趣だったと言われている。月見と言っても、平安貴族たちは月を直接見ることはなく、あくまでも池の水面に映る月を眺めるのが雅とされていた。特に天皇は最高の身分であるため、自分より上を見上げるということはしなかった。そこで、月を水面や盃に入れたお酒に映して楽しんだ。
庶民の間に十五夜の風習が広まったのは、江戸時代に入ってから。しかし、平安時代の貴族とは異なり、収穫祭や初穂祭の意味合いが強く、無事に稲を収穫できた喜びを分かち合い、感謝する日され、今に続く。

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2025-10-03(金)

どこでやっても、

必ず王様と遭遇する

アウトドアって、なーんだ?

答え:ハイキング

どこでやっても、「Hi,King!」
必ず王様と遭遇するのは、ハイキング・・・

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2025-10-02(木)

日本のすごい技術

1983年に発売された、カシオの腕時計

「AT-550」。

この腕時計は、アナログの針に

デジタルの液晶を組み合わせたシンプルなデザイン。

ボタンは2つしかないのに、

計算機の機能が内蔵されていました。

どうやって操作したんでしょう?

答え:ガラスを指でなぞる(タッチセンサーがついていた)

時代を先取りした腕時計「AT-550」。
ボタンは普通のデジタル時計と同じ2つしかないのに計算機能がついていた。
ガラスの板面に、タッチセンサーを内蔵。
指で書いた数字や計算記号を読み取り、計算式や結果を液晶に表示した。

今のスマホやスマートウォッチのような、タッチでの操作が、なんと1983年に実用化されていた。

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2025-10-01(水)

1663兆円を超える負債額。

といっても、国の話ではなく

ある漫画ののキャラクターの話。

作品のシリーズ累計、1663兆円の

借金を背負った人物、誰でしょう?

答え:両津勘吉

「こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)」の主人公、両津勘吉が作品の中で負った借金の総額は、1663兆円以上。

作品の中で両さんは41兆5276億4218万5400円を稼いだが、
1704兆8205億122万4250円を損失。
差し引き、1663兆2928億59037万8850円の負債。

全200巻、1960話のエピソードから集計したもの。

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2025-09-30(火)

800年の歴史がある「博多織」。

コシがあるしっかりとした生地で、

丈夫でハリがあるので、「帯」としての人気が高く、

大相撲の力士や噺家もよく、

「博多織」の帯を締めています。

そんな「博多織」の職人が、一人前とされる「証」。

どんな帯を作れると、一人前といわれるでしょう?

答え:(キュッと)音が鳴る帯

「博多織の職人は、鳴かせてこそ一人前」という言葉がある。
博多織の帯を締める時に「絹鳴り」という「キュッ」という音を、心地よく響かせるのが、いい「帯」の証。
糸と糸がきしむ時に鳴る音で、職人の技量が音に表れる。

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2025-09-29(月)

世界三大珍味の一つ、フォアグラ。

このフォアグラの「フォア」は、

今は、フランス語で「肝臓」という意味ですが、

もともとは、古代ローマ人が、

ガチョウに与えていた果物が語源になっています。

この果物、何でしょう?

答え:イチジク

世界三大珍味の一つであるフォアグラは、フランス語で「Foie(肝臓)Gras(脂肪の多い)」と書くように、ガチョウ(やアヒル)に高カロリーのエサを大量に与えることによって、肝臓を「脂肪肝」にしたものだ。
フォアグラは、古代ローマ人が、甘い干しイチジクをガチョウに与えて飼育し、その肝臓を食べたのが始まり。
実は、Foie(肝臓)はイチジクを意味するラテン語の「Ficatum」を語源とする。もともとローマの人たちはフォアグラのことを「Jecur(肝臓)Ficatum(イチジク)」と呼んでいたのだが、ガリアへ伝えられるときにJecur(肝臓)が省略されてしまい、イチジクのはずのFicatumが肝臓を意味するようになった。そしてそれがいろいろと形を変えて、最終的にフランス語のFoieになった。
イチジクは南アラビアが原産のクワの仲間の植物で、メソポタミアでは紀元前4000年頃から栽培されていたと考えられている。挿し木で増えて育てやすかったことから、オリエントや古代ギリシア、古代ローマではありふれた果物だった。また甘くて高カロリーだったため、家畜のエサに使用されたと考えられる。
ローマ帝国崩壊後にこれらの技法はいったん衰退したが、徐々に復活し、ルネサンス期にはフォアグラ生産業が定着して、食材として認知されるようになった。

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2025-09-26(金)

お彼岸なぞなぞ~

お墓参りで

全然関係ない人のところにお参りしてしまって、

ものすごくびっくりしてる、

みたいな福岡生まれのものって、なーんだ?

答え:博多人形

お参りに行った「墓」が赤の「他人」のところで「ギョー」っと驚く、福岡生まれのもの。
「墓」「他人」「ギョー」…「博多人形」…

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2025-09-25(木)

福岡の伝統工芸品の1つ、「八女提灯」を

大きく発展させたのは、

吉永太平と伊平の兄弟。

太平は提灯の骨組みに長ーい竹ヒゴをらせん状に

巻く「一条螺旋式」を発明。さらに

薄い和紙で中が透けるようにしました。

弟の伊平は、生産のスピードを上げることに成功。

提灯作りの、どの工程を効率化したでしょう?

答え:描画(絵を描く工程)

八女、福島で提灯産業が栄えるきっかけは、吉永太平、伊平兄弟の改良。

長さ4.5mの竹の骨を、サイズにもよるが、12~25本ほど、継ぎながら、らせん状に巻く方法を発明。
軽量で繊細な形を作った。
そこに薄い八女の手漉き和紙を貼り、美しい色の絵を描いた。
ただ、この絵に手間と費用がかかり、大量生産できなかった。
そこで弟の伊平が「早描きの描画法」を発明。
まず原画を作り、色や箇所にあわせて、同じ模様をまとめて描くことをくりかえす。(2本の筆で同時に描くこともある)
これが、時間の短縮につながり、美しさを損なうことなく生産量を増やすことができた。

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