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3月22日(金)

これまでのボツネタを振り返ってみよう!!

 

ということで、今週もレギュラー陣、

『あったらいいな』の株式会社アライアンス 住宅営業企画営業部 部長山村さん、

そして、商業建築デザイナーの安河内さんの登場です。

 

この番組も、数々の大改造を行ってきて、その間に、ボツネタもたくさん生まれました。

そこで、今日は、そのボツネタが、最新の専門技術を使うと可能なのかどうかを検証したいと思います。

ということで、この時間は、大建工業の吉田さんにお越し頂きました。

(吉田さんは、以前、壁面収納の話題の時に登場)

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子供部屋の床をトランポリン(エイリックスタイル Gネクスト春日公園)

吉田さん)「できなくはないですが、超えなければいけないハードルがあります。」

斉藤ふみ)「そのハードルとは?」

吉田さん)「天井の高さ。飛んで跳ねると当たりますから・・・。」

斉藤ふみ)「私、これまで随分勉強しまして、そう来ると思っていました。天井にもトランポリンをつければいいんですよ!そうすれば、痛くないです!」

アジア人)「それ、アメリカン・クラッカーやん!」

吉田さん)「メーカーとしては、製造物責任者法というのがありますし・・・。人体に影響を及ぼすのは避けたいです。」

アジア人)「2階分上下で購入して吹き抜けを作るしかないですね。」

山村さん)「それも、不可能です。耐震計算がありますから、構造を変えることはできません。」

安河内さん)「お金持ちで、自分の建物のマンションじゃないと不可能だね。」

吉田さん)「音やクッション性には挑んでみたい気もしますが、安全面で難しいです。」

 

自由に部屋を仕切れる(エイリック・スタイル 姪浜フレシオ)

吉田さん)「我が社でも取り組んだことがある商品なんですが、需要が少なくて廃番になりました。」

斉藤ふみ)「どうして廃番なんですか?」

吉田さん)「自由に動かせるのは魅力的に思えますが、音の問題、家具の問題、掃除の問題などがあり、それだったら、家族構成が変わった時にリフォームしたほうが良いという見解です。

山村さん)「コンセントなど、色々細かい問題も出てきますからね。」

 

回転する壁(クラブ・エイリック藤崎南)

斉藤ふみ)「真ん中に1本軸があり、くるっと回転!簡単模様替え!」

アジア人)「僕が見たことあるのは、忍者村ですよ。」

吉田さん)「それなら、部屋を替われば済む話だと思います。」

 

忍者のように回転する畳(エイリック・スタイル 姪浜フレシオ)

吉田さん)「既存の畳は片面しか仕上がっていないんですが、反対側をカーペットにして両面使えるようにしているものもあります。それに軸をつけて回転させればできますが、小上がりにして高さを稼いだり、回転を止める金具が必要です。」

斉藤ふみ)「じゃあ、実際にアイデアとして、面白いと思われ・・・

吉田さん)「ません!回転することが目的であれば、収納として使えないからです。」

 

床がルームランナー(クラブ・エイリック藤崎南)

埋め込み式のルームランナー(トレッドミル)を販売している会社はあります。

業務用で一般的なもの(2mサイズ)で50万円くらいしますから、・・・。

吉田さん)「超えないといけないハードルは音問題です。面白いですよね。目的はなんですか?」

斉藤ふみ)「玄関入ったら強制的にできるから、無理矢理運動できるかなって・・・・。」

 

踏んだところだけ明かりがつく床(クラブ・エイリック藤崎南)

海外でみつけた「テクニカル・アーキテクチュアル・ライティング」という会社で、

踏んだり触ったところだけがその形で光るという床を開発しています。

ちなみに、今は、発電する床もあり、その電力で光らせるものもあります。

吉田さん)「実は、ユニバーサルデザインが流行った時に、この手の床は開発したことがあります。視覚障害者のためにボコボコ感で方向が分かる床とか。その時に、踏んだら発電するものも作ったのですが、最近のLEDだと電力もあまり消費しないので、発電する意味があまりなくなってしまいました。そこで、発電する床はボツになってしまいました。」

安河内さん)「なんのためだっけ?」

斉藤ふみ)「キッチンの明かり」

山村さん)「キッチンの明かりが必要ならば、人感センサーをつければ早いですよ。」

 

大建工業の最新アイテムを教えてください

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吉田さん「まずは、1月から販売を始めました『高密度織物 防草シート』。遮光カーテンに使われている素材を使っていて、光を通さないので、光合成ができにようになっています。ただ、土を痩せさせないために水は通します。」

アジア人)「雑草を生やさないためにマルチ農法ってあるけど、同じ原理だね。」

斉藤ふみ)「全部黒くなっちゃうの?」

吉田さん)「表が黒で、裏が白というものなので、使い分けをして頂くと良いかと思います。現在は、メガソーラーの基地、電波塔などの下に使われていまして、それを一般住宅向けに販売を始めたということです。50m×1mで2万円前後になります。一軒家であればこれで十分です。」

斉藤ふみ)「思ったより安い!」

安河内さん)「上に玉砂利とかも置けるの?」

吉田さん)「もちろんです。続いてですが、公共建築物等木材利用促進法という法律があって、わかり易く言うと『国産の木を使おう』というものです。それに則って、国産材を使ったドア、床を発売していきます。」

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アジア人)「価格はどうなるのですか?」

吉田さん)「天然木の突板(薄い板状のものを貼った合板)になると、2倍から3倍にはなります。一般に、ドアは4万円くらいですが、10万円くらいですね。出所もはっきりしたもので、木目も美しく、非常に人気があります。」

山村さん)「和風の家にはぴったりですし、風合いがなんとも言えません。迫力が違う。リビングのドア1枚とかに使うだけで印象が変わりますよ。」

安河内さん)「和モダンとかにもぴったりやね。」

アジア人)「一点豪華に行くのもいいからね。」

 

ということで、来週も、ボツネタ特集をお送りします。

来週をお楽しみに。

 

 

 

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