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2010年4月アーカイブ

リハーサル1(中通し)


やっと、リハーサルをおこなうことができました。

まだ「中通し」なので、みな手探り状態なのは、仕方がありません。

広い稽古場を借りてのリハなので、思う存分、力を発揮してもらいたいものです。


中通し-引き.JPG


ダンスの部分も、およそ3週間ぶりなので、また振り付けの見直しもありました。

しかし、芝居部とダンス部との合同稽古は初めてなので、

全体を見渡すためにも、必要不可欠なのが「中通し」なのです。

昨日は、踊りも芝居も、ノンストップでおこなってみたので、

これで、双方が、全体のバランスなどを確認できたはずです。

なかなか迫力ある舞台になりそうです!

しかし、

音楽、音響、照明、舞台の大道具の調整・・・などなど、

解決しなければいけない課題は、山積です。

来週は、そういったミーティングもしつつ、稽古もあり、と

どんどんと、完成に向かっていきます。

ご期待ください!

プロデューサー:大塚和彦


中通し?赤組.JPG


昨日の夕方(17:40すぎ)、ブッチと渡辺がFBSさんの「めんたいワイド」の掲示板に出演。

告知時間は25秒!

めんたいワイド.JPG

その中に、要素をすべて盛り込むための原稿を準備していたら、

そこは、フツーが嫌いなブッチこと永淵幸利。

キューが出た瞬間

『えー、上海万博ではありません!』と始め、わたしは、

「あっちゃー、やりやがった!」と思っていたら、TVスタッフには大うけ。

終わったあとも、TVのディレクターさんに『笑わせてもらいました』と言われておりました。

とにもかくにも、

本公演まで1ヶ月とちょっと・・・。

チケットは、好評発売中です。

お問い合わせは、

092ー715ー0374、ピクニックまでどうぞ。


プロデューサー:大塚和彦

稽古は夜までつづく・・・。

| コメント(3)

おおつかです。

今日(もう昨日)も23:00ぐらいまで芝居の稽古でした。

きつい稽古の合間あいまに、楽しいこともあります。

それは、衣装の小道具などが、うまく手に入ったりしたときです!

昨日は「あんみつ姫とまと座長」の計らいで、髪飾りを貸して頂けることになったのです。

とてもとても喜ばしいことです。

あんみつ姫髪飾り.JPG

あんみつ姫は、ご存知、天神3丁目にある「エンターテインメイント劇場」。

永淵(ブッチ)がとまと座長と懇意だったため、今回衣装の協力をこころよく、

していただけることになったのでした。

あんみつ姫の衣装のクオリティは、すごいものがあります。

どこも真似ができないような衣装や小道具を、スタッフで作り上げているのです。

おそるべし!あんみつ姫・・・。

わたしたち「貧困劇団」には、とても心強い味方になってくれました。感謝!

しかし、出演者のほかの衣装は、オリジナルで作っていくしかありません。

姜琰(キョウエン)、冒頭シーンの衣装の仮縫いが上がってきました。

姜琰少女.JPG

なんだか若々しく、可愛らしい衣装になりそうです。

そんな衣装合わせも、芝居の稽古の合間合間に行っているわけで、

関係のない出演者は、自ら台詞の間合いなとを稽古しています。

みんな昼間は仕事を持っているため、どうしても夜の稽古・・・。

疲れた身体に鞭打って、がんばっているのでした。

姜琰と稽古風景.JPG
後ろで片膝ついているのは「魏王」役の山下さん。
立ってうしろをむいているのは「相国」役の林さん。

みんな、みんな、がんばっています。

応援してください。

プロデューサー:大塚和彦


姜琰(キョウエン)も稽古が大変!

おおつかです。

昨日は、ラジゴンにブッチと渡辺と河原さんの3人がゲスト出演しました。

お聞きになった方もおられると思いますが、

河原(妹)さんの箏(こと)の演奏は、素晴らしいものでした。

ところで、ブッチの箏の稽古のことは、このブログでも何回か触れましたが、

姜琰(キョウエン)役の渡辺も、箏の稽古は続けております。

姜琰、箏の稽古.JPG


芝居の前半部分・・・

主人公・甘沢(カンタク)が出会うシーンで、姜琰は箏を弾いています。

ここのシーンで、いろんな問題が出てきました。

現代の箏は、爪を指に着けて弾くわけですが、

芝居の関係上、爪を着けずに弾いたほうがいい、となりそうなのです。

上の写真では、まだ爪を着けて稽古していますが、

いまは着けずに稽古していて、指にマメができてしまったようです。

箏はギターと違って、弦も太いし張りもきつめです。

指で直接弾くと、相当負担があります。

さらに渡辺は、中国舞踊のプロでもありますので、

踊りのシーンもあります。

オリジナルの踊りを舞うため、その振り付けも覚えるのです。

大変そうです。

みなさん、応援してください。

よろしくお願いします。

プロデューサー:大塚和彦

姜琰の舞.JPG

【その29】芝居のプランについて

どうも、演出最中の阿久根です。

今日は、ちょっと、芝居のコーディネートについて書こうかと思います。

えー...

役者はセリフを貰うと、まずそれをどうやろうかと考えます。
その時にいくつかのパターンがあるんですね。

本に書かれたセリフをそのまんまやる...
どこの誰でも、どんなシロウトでも、そのセリフはこんな風だろうとコーディネートする。

それを僕は
Aプラン
と呼んでいます。

要するに、ありきたりで当たり前で、それ以上もそれ以下もない、
誰でもがやれる無難な芝居のことです。

だいたい老舗どころの劇団なんかは、これが上手いです。
こーゆー当たり前の芝居が巧みなんですよね。

で、

ソレに対して、ちょっと変化球といいますか...
普通の人が本を読んだかぎりじゃ、「こんな感じだろう」と思うところを、
変えてくる。

「あ、そっち?」と思わせる芝居を僕は
Bプラン
と呼んでます。

普通とは違う芝居なのにシーンにはマッチしているというヤツです。
妙に印象に残る芝居をする役者がいるでしょ?
あれはだいたいこのプランに長けていたりするんです。

Aプランが巧みな役者、Bプランが得意な役者、どっちも長所があるんです。

Aプランが巧みな役者は使いやすいんですよね。
こっちがイメージすることを決して超えないから、どんな役でも与えられる。
だから脇役にはもってこいなんです。
だけど、どこにでもいる。
その人が病気で倒れても代わりの役者はだいたい見つかります。

Bプランが得意な役者は、客を惹きつけます。
みんなが思うイメージを超えてくるから、興味が尽きないんです。
これは主役になれる役者です。
こんな人をキャストしていたら、もう作家はこの役者にアテ書きで本書きますね。
でも、その空気を出せる役者はホカにいないから、彼に倒れられると代わりはいません。

Aプランはクセがなく、Bプランはクセが強い。
Aプランが上手い役者は演出がヘボでもカタチにはしてくれる。
Bプランが得意な役者は演出が無能だとその芝居を殺してしまう。

Aプランは後天的努力でどんだけでも上手くなる多数派。
Bプランは先天的嗅覚を持ち、個性が色濃い少数派。

良い演出とは、Aプラン役者もBプラン役者も使いこなせる人を言うんだと、
僕は思ってるんです。

まあ...AプランBプランという言い方も僕が言ってるだけなんですけどね。

僕は、本の構成上、凄くクサクサになってしまう歯の浮くセリフ
ケツが痒くなってしまうシーンをどうしても入れなきゃいけなくなる時が
あるんですよね(笑)
そんな時は、Bプランで切り抜けるんです。

客のイメージした通りのシーンを固める場合は逆に、役者にAプランを要求します。

昔、大映の作るドラマシリーズ、
山口百恵さんの出ていた「赤いシリーズ」や「スチュワーデス物語」、「スクール・ウォーズ」なんかは、A プランの塊ドラマで、Bプラン芝居をする役者は1人もいません。
その影響を受けている韓流のメロドラマは、やはりAプランだらけですよね。
2時間モノのサスペンスもAプランで芝居は構成されています。

あまり深く考えさせずに統一されたイメージを与えるには、やはりAプランでないといけません。

Bプランが出きる役者さんは、性格俳優と呼ばれたりします。
そして、その特徴としてはAプラン芝居することを嫌います。
で、安い飲み屋で演劇論をぶったりするという特徴があります(笑)

でも...

不思議な人もいます。

役を与えて、セリフを言わせると
「ありきたりにこうするんじゃないかなー」と、思ってたら、まさしく、そうしてくるのがAプランなんですけど、堂々としたAプランなのに、妙なおかし味があって誰のモノとも違うセリフを吐く役者が稀にいるんですよね。

誰のものとも違っていればそれはBなのに、セリフは紛れもないAのほうを吐いている...

本当は、そこでBプランを求めているのに、どんな素人でもそうしてしまうAプランをやりきっているから、ダメ出ししてセリフをBプランに変えさせようと思うんだけど、妙におかしくて、心地よさがあって迷う時があって...

結局、「これでいこう」と思わされてしまう...

これをCプランと呼んでます。

Bプランが得意な役者はある程度計算が出来てる人が多いけど、この人は、当たり前のセリフを言っているつもりで誰とも違う印象を与えている天然でして...

これは天才ですよね。


ああ...長くなってしまったので締めますけど、「月と陽」もAとBの芝居が散りばめられています。

そういうところも観てくださいね。

作演出 阿久根知昭


立ち稽古開始。

| コメント(1)


おおつかです。

おとといから、芝居の立ち稽古がスタートしました。

まだ台本を手に持っていていい時期なのに、姜琰(キョウエン)役の渡辺は、

すでに頭に台詞が入っているようです。

というか、その努力と意気込みに驚きます!

立ち稽古開始.JPG


台本の文字数は、およそ17,500。

400字詰め原稿用紙換算で、約43枚もあります!

わたしは、原稿を読んだだけで「うるっ」と来るほうなのですが、

この台本に動きをつけると、さらに感動がふくらみます。

みなさん!

本当に、この舞台、期待してください!

プロデューサー:大塚和彦


おおつかです。

土曜日、夜は音楽担当の岩崎大輔さんの事務所で曲作り。

阿久根先生の注文に、どんどん応えていく姿勢に感銘いたしました。

岩崎さん曲作り.JPG

全体の曲の「イメージ」が、ほぼ完成。

曲自体は、まだまだブラッシュ・アップが必要ですが、

舞台の構成の雰囲気が見えてきました。

これを元に、日曜日はダンスの稽古。

ついに「赤組」の衣装が到着。キレイです!

赤組衣装完成.JPG

思っていたほどスケてなくて安心しました。

「緑組」の衣装の生地とは対照的に、軽すぎるのか、

逆の意味で取り回しが難しそうです。

着こなして、慣れてもらうしかありません。

しかし、緑組と赤組の合同の踊りは、圧巻です。

ちょっと感動してしまいました。

あしたからは、芝居部分の立ち稽古がスタート。

舞台「月のしらべと陽のひびき」の稽古が、佳境に入っていきます。

楽しみ楽しみ。

プロデューサー:大塚和彦

どうも、作演出の阿久根です。

ダンス部に続いて、芝居部の稽古も開始したんですが...
まだまだ和気あいあいとやっとりますよ。

ダンス部も、僕発注の衣装の確認があるから稽古に顔は出してるんですけどね。
そこは緒方嬢に任せてなーんもしてません。

ただ、ドレスの胸のトコが合うかどうか気になってですね...
いや...胸っつーてもイヤラシイ意味で言ってるんじゃないですよ。
胸の大きさって個人差あるしね。
なので緑組のドレス隊に方々に

「胸がカパカパの人?」

って尋ねたら、ほとんどが手を挙げてて(笑)
まあ、胸がきつくなるよりゃいいと思いましてね。
そんで

「本番までに胸を大きくしといてください!」

なんて言いましたが、コレってセクハラでした。

反省。

皆さん、「えー!」とか言うてましたね(笑)。

ま...中に何か詰めてくださいな。

P1010348そのに.JPG

群舞は総勢30名(現29名)いまして

緑のスカートタイプ組は20名で、
こちらは布の揺れを見せる雅た漢民族系の舞を披露します。

まだ衣装が中国から着いてませんけど、赤のパンツタイプ組は10名で、
こちらは躍動感あふれる少数民族系の踊りを見せます。

そーゆー陣容なんですね。

赤パンツタイプ組の衣装はですね。
上に羽織るやつがスケスケなんですよね。

って...スケスケって何かイヤラシイですね。
ちゃんとその下は着ていますから。
下に着たやつがスケて見えるんです!

ンー...
言ってるとどんどんヤラシクなるのはなぜなんだろう?

とにかく、
今、赤パンツ組、衣装がないけどガラスを鏡代わりにして、一所懸命に複雑な振り付けをおさらいしてます↓

P1010349そのいち.JPG

上の赤パンたちの衣装は5日には届くのでお楽しみに。


しかし―――
緑の漢民族系の面々は、裾とか袖とかの分量がスゲーので、
早めに届いてて良かったです。
どんどんと着てもらって馴れてもらったほうがいい。

先日、衣装に馴れるために

「えー、是非ともこの衣装で仕事に行くなり、電車に乗るなり、自転車を漕ぐなりしてほしいと思います」

とか言ったら、
やっぱ「えー!」言うてましたけどね。

そら言うってね。

―――――

で、芝居の本読みのほうなんスけど...

ざーっと読むだけで1時間を少し越えたので、これにダンスと生演奏が加わって、なかなかナイスな時間の流れになりそうです。

これは本読みが終わったトコですね。

左から、顔が隠れちゃってますけど、【魏王】役の山下さん、その手前に【甘沢・蓑田】役のブッチさん...この場合はパーソナリティではなくて役者だから永淵さん。
座っているのが【弟子】役のサトユミちゃん、【姜琰・黄鋒】役の渡辺、【女主人】役の岩城さん、
そして、納品書イジッてる大塚プロデューサーです。

これはもう終わって帰ろうとしているところです。
...と言っても、会議も兼ねたプチ決起会へ向かおうとしている図。

P1010213そのに.JPG

で、横に少しパンしますと、【相国】役の林さんが帰り支度してる...

P1010212そのさん.JPG

てな具合でやっとりますよ!

明日は音楽を仕上げねば!

作演出 阿久根知昭


王宮春の舞完成!


おおつかです。

昨夜も踊りの稽古。

ついに2曲目「王宮春の舞」が完成しました。

王宮春の舞.JPG


手に持っている布は、まるで羽衣のようです。

衣装は、まだ改善の余地があり、仮の状態。

徐々に、徐々に、良くなっていきます。

それと同時に、予算もどんどんオーバーしていくぅ・・・・。


お金に関しては、最近ヤケ気味です。

ここまできたら、いい舞台にするために、前に進むしかないのですね。

みんなで頑張りましょう!

プロデューサー:大塚和彦

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