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映画「劔岳 点の記」

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TOM Gです!

「劔岳 点の記」を観ました。

宮崎あおいちゃんが出ている!というのもありますが、
男達が頂を目指す姿はカッコいいだろうな?と思ったからです。

CGを一切使わないドキュメンタリーに近いタッチで撮られた
木村監督渾身の作品。
陸軍と山岳会の競争や立山信仰に端を発した親子の対立なども
スリリングに描かれています。

僕の心に響いたセリフは、壮絶な吹雪の中、修行をする行者の
「雪を背負い登り、雪を背負って降りろ」でした。
つまり、自然と関係を持つこと、自然と一体となること、
人間も自然の一部だということを思い知らされました。

それから「なぜ地図を書くのか?」という問いですが、自分の居場所を
知りたい、見つけたいという人間のアイデンティティに関わる問題だと思いました。
僕も地図を眺めるのは大好きですが、
これからはこういった測量士達の苦労があったことを胸に、
じっくりと味わってみようと思います。

山登りする方はもちろん、若い人にも観て欲しい映画ですね!
案内役の香川さんの演技も素晴らしかったです!

コメント(1)

「劔岳・点の記」観ました。新田次郎さんのノンフィクション小説の映画化ですが、これは原作をモチーフにしたまったくの別物です。文章では表せない山の美しさ、怖さが視覚に訴えてきます。映像の強みが十分に生かされていました。映画の楽しさ素晴らしさを味わいました。ストーリーに若干の物足りなさはありますが、山好きの私にとって心に残る映画でした。

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今村敦子
今村敦子

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