1月22日、ショートケーキの日ってよくできてるなあと思う日。

今日のゲストは今月のパワープレイアーティストFAITHからAkari Dritschler(アカリ ドリチュラー)さんです。

長野県伊那市出身のほぼ20歳の男女5人のポップロックバンド、「Party All Night」はもうおなじみですね?

Akariさんの真っ正直で同世代を中心に多くの共感を呼ぶ英詞とバラエティ豊かで世界標準といっていいくらいスキのないサウンド。今年一番の注目株でもあります。


ゲストの出演部分はこちらから(LINK)
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)


伊那市って長野県の南側で、南アルプスと中央アルプスを望むのどかで美しい土地。
実は昔すぐ近くが職場で何度も訪れたことがあります。長野自体が教育や文化活動に熱心でそんな中ですくすくと育ったのがFAITHと思えばいろいろ納得する気もしなくもない。

「みんないい人で治安がいい。田舎だけどすごくいい」と笑います。そう言える故郷っていいっすね。

そんな伊那市を知る方からのメッセージもアツかったんですが「おすすめは『おたぐり』です」という謎のメッセージも。馬のもつ(腸)の煮込み料理らしいです...


今日のガチャポンの質問は「お菓子について」。あんまりお菓子は食べないんだそうですよ。

じゃあ食べ物で好きなのは?

「お米が好きで。白米が正義だと思ってるんで(笑)」
長野方面お米美味しんですよね。なるほどお。

さて、そんなみなさんのメジャー1stフルアルバムが1月15日に発売された「Capture it」です。

「このアルバムは私たちFAITHが10代最後に制作したアルバムになりました。10代でしか感じることのできない感情とか思いがあると思っていて、将来振り返った時にどんな考え方をしてたとか、どんな状況だったらとかを思い出すことができるように、忘れたくなかったので。ひとつひとつ切り取って詰め込むという意味でも『Capture It 』と付けて10代の集大成のような等身大のアルバムになりました。」

見事です。

ワンオクからゆず、阿部真央さんまで幅広く現在の音楽シーンを支えるクリエイターakkinさんを迎えて、時にポップで華やかに、時に鋭くシャープに展開するサウンドが素晴らしいのですが、それとともにそんな思いを込めたAkariさんの歌詞が良いですね。あらゆる意味で10代にしかかけないもどかしさや怒り戸惑いと、それを乗り越えていきたい力が溢れていると思います。

そして「FAITH 1st Full Album "Capture it" Release Tour 2020」は大阪、愛知、長野、東京なのですが、毎年恒例のTENJIN ONTAQに昨年に続いて登場です。

TENJIN ONTAQ 2020
3/14(土)or 15(日)(予定)


そして、エフエム福岡リスナーにはこれでしょう。


FM FUKUOKA パワープレイ SPECIAL TAG LIVE!! ~「Seven Billion Dots」& 「FAITH」~
2020年3月13日(金) 開場18:00 / 開演18:30
FSM イベントホール

【入場】無料(要招待状)/リスナーペア 70組140名様ご招待

詳しくはイベントページでご確認を!


Seven Billion DotsとFAITHのタッグライブ。
こちらも相性抜群で期待ですねえ。

Akariさんはとても頭の回転が早くて、的確な言葉をポンポンと出してくれるのが気持ちよく、大忙しのこの状況も楽しんでしまえる勢いにグングン引き込まれていつまでもおしゃべりできそうな感じ。

これからドンドン皆様の目の前に登場してくれること間違いなし。
次にスタジオに来てくれるのが楽しみですね。

FAITH WEB (外部リンク)

毎度おなじみ好評です。「ほっと一息~弁護士さんとのティータイム」

今回は太田千遥弁護士と再度登場 井上健二弁護士です。
画像はうすーくクイーンへのリスペクトかなって思いましたけど。

まずは弁護士さんはホットヨガやジョギングやルイボスティがみんな好きなのか問題からスタートしましたが、初登場の太田弁護士は目を白黒。すみませんでした!

そして、本題は誰しも悩むこともありそうな交通事故や、費用のお話を現実に即して解説してくれました。

実際問題、
何かが起きました。弁護士さんにどう依頼したら良いんだろうか。費用ってどうなるんだろう。

みたいな具体的なところまでしっかりお話いただいて素晴らしかったです。
ていうかあんまり今までメディアではあんまり聞いたことないところまでお話いただいたんじゃないかしら。

井上弁護士は今日も髪が少しハネてましたが、少しイメージ戦略ではないかと疑ってもいます私。
次週もそんなあたりも含めて楽しみですね。


福岡県弁護士会 不安を、安心に。 (外部リンク)

今日のメッセージテーマは「お菓子の話」。

毎月22日は「ショートケーキの日」。カレンダーを見ると毎月22日の上には必ず15(いちご)が乗ってるから。

コレ私が一番好きな記念日の由来です。よく出来てるわー、って思いません?

そんなわけで、今日はお菓子の話。
大好きなお菓子、思い出のお菓子、お菓子にまつわるエピソード、駄菓子もいいですけどスイーツもいろいろ。今日はお話しがいがあるなあと思ったんですが蓋を開けたら大盛況。たっくさんおメッセージいただけました。ありがとうございます。

思い出のお菓子の話、盛り上がりました。
確かに今はないけど大好きだったお菓子っていくつもあって、そのお菓子で大体世代がわかるくらい。

ちんは「ちょーこべー」つったら誰もわかりませんでした、ドエライ老け込んだ気がしました。

そして、おすすめのケーキなんかもたくさんいただきました。
最近、ここ一番美味しいケーキ屋さんを知ってる人になりたいなと思っていたりして、これもたくさんメッセージでいただいて紹介しきれなかったんですけど、ええ、私セコセコとメモって帰りました。

本日は加えて、バンさんが懐かしのCM歌い散らかしていてファンは必聴でした。

「遥かな夢が はじけますー♪」

そーなんですよ歌いたくなるんですよ。
スイーツ好きでお菓子好きで歌好き。と私達にとって夢のような今回でした。

ああ、楽しかった。


さて、この時期になりますと映画館はアカデミー賞候補作品が続々公開され始めて映画ファンには嬉しいシーズン。

今日ご紹介した「ジョジョ・ラビット」も作品賞と助演女優賞はじめとして6部門にノミネート。

例年、作品賞を占う意味でも重要なトロント映画祭では最高賞である観客賞を受賞して、一躍大本命に踊りだしています。

しかも一方で賛否がバッキリ、どころか大論争も怒っているという問題作。

しかし、この作品は誰が観ても可愛い10歳の少年が主人公で、ウェス・アンダーソンの映画のようにカラフルでポップな世界でブラックも含めて笑いたっぷりの楽しいコメディ映画なのですよ。

ではなぜ。

舞台は第2次世界大戦中のドイツ、主人公のジョジョ少年はヒトラーに心酔し軍服を身に着け青少年集団ヒトラーユーゲントの立派な兵士になろうと奮闘していた。彼には子供時代によくあるイマジナリーフレンド(空想の友人)がいて、なんとそれはどー見てもヒトラーその人。

そんなジョジョ少年だけど、心優しくて指示されたうさぎを殺すことができず腰抜けの「ジョジョ・ラビット」と名付けられる始末。

戦争反対派の母親と二人で暮らしているある日、隠し部屋を発見しそこにはユダヤ人の少女エルサが匿われていることを発見するジョジョ。

やがて戦火は激しくなり、10歳の少年の運命も心も激しく振り回されることになる。

というコメディ。


なぜ論争を呼んでいるかというとひとえにこの設定。そしてコメディ。
戦争映画数あれどドイツ側のしかもヒトラーを信奉する子供が主役の映画は珍しく、イマジナリーフレンドのヒトラーはトボケて愉快で映画中イチのコメディリリーフ。そしてブラックすぎるユーモアも含めポップな前半。

ナチスへのアレルギーが強い欧米でけしからん!という気持ちもわからなくもないし、それが故に「笑えない」「レベルが低い」という意見があるのもそうかもとは思います。

でも映画館では10歳の男の子ならではの生意気で偉そうなくせに甘えん坊で及び腰のジョジョくんに、女性たちがキャーキャー喜んでいて、キャリア中最高の演技と思える母親役のスカーレット・ヨハンセンや出てくるだけで笑えてくるキャプテンK、サム・ロックウェルの演技に魅了されます。

映画としては素晴らしく楽しいもの。
私は全面的に支持したいですね。

明るいコメディタッチも、ポップでカラフルなドイツも、一発でオーディションを終わらせたローマン・グリフィン・デイヴィスくんの名演技も、すべてはグロテスクな戦争を際立たせるもの。

それが故に後半のドイツがいよいよ追い詰められてから身の回りに迫る戦火も、あまりにも残酷な事件も際立つというもの

イマジナリーフレンドのヒトラーだって、演じているのは監督のタイカ・ワイティティでユダヤ系という皮肉です。

やりすぎ踏み込みすぎは「マイティ・ソー」でもみせた監督の芸風ですが、そのチャレンジには拍手を贈りたいです。

ちょっと「この世界の片隅に」を思い出す部分もあって、賛否はぜひ実際に見て考えてみてほしいなって思いました。

今週はここまで。
また次回です。